2018年に読んだ本

読んだ本の数:205冊
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12月

3月のライオン (14) 黒ウサギちゃんおでかけエコバッグ付き特装版 (ヤングアニマルコミックス)
読了日:12月21日 著者:羽海野チカ

銀河英雄伝説 (12) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:12月21日 著者:藤崎竜

■このマンガがすごい! 2019
読了日:12月11日 著者:

このマンガがすごい! 2019

このマンガがすごい! 2019

■ダルちゃん (1),(2) (コミックス単行本)
読了日:12月11日 著者:はるな檸檬

ダルちゃん: 1 (1) (コミックス単行本)

ダルちゃん: 1 (1) (コミックス単行本)

ダルちゃん (2) (コミックス単行本)

ダルちゃん (2) (コミックス単行本)

海街diary (9) 行ってくる (フラワーコミックス)
読了日:12月11日 著者:吉田秋生

■乙女文藝ハッカソン (1) (イブニングKC)
読了日:12月03日 著者:山田しいた

■ゲームの王国 上・下
読了日:12月03日 著者:小川哲

ゲームの王国 上

ゲームの王国 上

ゲームの王国 下

ゲームの王国 下

■プラネット・ウィズ (2) (ヤングキングコミックス)
読了日:12月01日 著者:水上悟志

11月

ドリフターズ (6) (ヤングキングコミックス)
読了日:11月30日 著者:平野耕太

火の鳥 (6) 望郷編 (角川文庫)
読了日:11月27日 著者:手塚治虫

火の鳥6 望郷編 (角川文庫)

火の鳥6 望郷編 (角川文庫)

火の鳥 (5) 復活・羽衣編 (角川文庫)
読了日:11月27日 著者:手塚治虫

■よろずの候(1) (ウィングス・コミックス)
読了日:11月24日 著者:まるかわ

よろずの候(1) (ウィングス・コミックス)

よろずの候(1) (ウィングス・コミックス)

■CITY (6) (モーニング KC)
読了日:11月24日 著者:あらゐけいいち

CITY(6) (モーニング KC)

CITY(6) (モーニング KC)

■JJM 女子柔道部物語 (5) (イブニングKC)
読了日:11月22日 著者:小林まこと

JJM 女子柔道部物語(5) (イブニングKC)

JJM 女子柔道部物語(5) (イブニングKC)

■けんえん (7) (アヴァルスコミックス)
読了日:11月16日 著者:風越洞×壱村仁

けんえん 7 (アヴァルスコミックス)

けんえん 7 (アヴァルスコミックス)

■屍人荘の殺人
読了日:11月16日 著者:今村昌弘

屍人荘の殺人

屍人荘の殺人

SKET DANCE (11),(12) (集英社文庫コミック版)
読了日:11月16日 著者:篠原健太

SKET DANCE 11 (集英社文庫(コミック版))

SKET DANCE 11 (集英社文庫(コミック版))

SKET DANCE 12 (集英社文庫(コミック版))

SKET DANCE 12 (集英社文庫(コミック版))

■僕は君を太らせたい! (1) (ビッグコミックス)
読了日:11月14日 著者:横山ひろと/茸本朗

僕は君を太らせたい! (1) (ビッグコミックス)

僕は君を太らせたい! (1) (ビッグコミックス)

■大阪環状結界都市 (1) (ボニータコミックス)
読了日:11月14日 著者:白井弓子

大阪環状結界都市(1)(ボニータ・コミックス)

大阪環状結界都市(1)(ボニータ・コミックス)

ちはやふる (40) (BE LOVE KC)
読了日:11月14日 著者:末次由紀

ちはやふる(40) (BE LOVE KC)

ちはやふる(40) (BE LOVE KC)

■流浪の皇女 (グイン・サーガ144)
読了日:11月12日 著者:五代ゆう

流浪の皇女 (グイン・サーガ144巻)

流浪の皇女 (グイン・サーガ144巻)

■授乳 (講談社文庫)
読了日:11月09日 著者:村田沙耶香

授乳 (講談社文庫)

授乳 (講談社文庫)

筒井康隆、自作を語る
読了日:11月09日 著者:筒井康隆

筒井康隆、自作を語る

筒井康隆、自作を語る

■新装版 Forget-me-not (1) (KCデラックス)
読了日:11月09日 著者:鶴田謙二

新装版 Forget-me-not(1) (KCデラックス)

新装版 Forget-me-not(1) (KCデラックス)

■潜熱 (3) (ビッグコミックス)
読了日:11月09日 著者:野田彩子

潜熱 (3) (ビッグコミックス)

潜熱 (3) (ビッグコミックス)

■モンキーピーク (8) (ニチブンコミックス)
読了日:11月09日 著者:粂田晃宏/志名坂高次

モンキーピーク ( 8) (ニチブンコミックス)

モンキーピーク ( 8) (ニチブンコミックス)

■不完全な人の為に (2・完) (ガンガンコミックスpixiv)
読了日:11月09日 著者:東385

■きみを死なせないための物語 (4) (ボニータコミックス)
読了日:11月09日 著者:吟鳥子/中澤泉汰

きみを死なせないための物語 4 (ボニータコミックス)

きみを死なせないための物語 4 (ボニータコミックス)

■大奥 (16) (ヤングアニマルコミックス)
読了日:11月09日 著者:よしながふみ

GIANT KILLING (49) (モーニング KC)
読了日:11月09日 著者:ツジトモ綱本将也

GIANT KILLING(49) (モーニング KC)

GIANT KILLING(49) (モーニング KC)

10月

■ゴッチ式トレーニン
読了日:10月22日 著者:藤原喜明

ゴッチ式トレーニング

ゴッチ式トレーニング

SKET DANCE (9),(10) (集英社文庫コミック版)
読了日:10月22日 著者:篠原健太

SKET DANCE 9 (集英社文庫(コミック版))

SKET DANCE 9 (集英社文庫(コミック版))

SKET DANCE 10 (集英社文庫(コミック版))

SKET DANCE 10 (集英社文庫(コミック版))

■となりの脳世界
読了日:10月22日 著者:村田沙耶香

となりの脳世界

となりの脳世界

■地球星人
読了日:10月22日 著者:村田沙耶香

地球星人

地球星人

コンビニ人間 (文春文庫)
読了日:10月22日 著者:村田沙耶香

コンビニ人間 (文春文庫)

コンビニ人間 (文春文庫)

■ゆっくり十まで
読了日:10月22日 著者:新井素子

ゆっくり十まで

ゆっくり十まで

■小路花唄 (3) (アフタヌーンKC)
読了日:10月22日 著者:麻生みこと

小路花唄(3) (アフタヌーンKC)

小路花唄(3) (アフタヌーンKC)

■ローカル女子の遠吠え (4) (まんがタイムコミックス)
読了日:10月22日 著者:瀬戸口みづき

連続テレビ小説半分、青い。」スピンオフ漫画 「半分、青っぽい。」
読了日:10月22日 著者:なかはら・ももた

連続テレビ小説「半分、青い。」スピンオフ漫画 「半分、青っぽい。」

連続テレビ小説「半分、青い。」スピンオフ漫画 「半分、青っぽい。」

9月

ベルセルク (40) (ヤングアニマルコミックス)
読了日:09月29日 著者:三浦建太郎

■ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)
読了日:09月28日 著者:小川哲

ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)

ユートロニカのこちら側 (ハヤカワ文庫JA)

■はじめてのひと (3) (マーガレットコミックス)
読了日:09月28日 著者:谷川史子

■その先には何が!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説
読了日:09月21日 著者:北野勇作

その先には何が!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説

その先には何が!?じわじわ気になる(ほぼ)100字の小説

ウサギ目社畜科 (2) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:09月20日 著者:藤沢カミヤ

ウサギ目社畜科 2 (ヤングジャンプコミックス)

ウサギ目社畜科 2 (ヤングジャンプコミックス)

■いじめているきみへ
読了日:09月20日 著者:春名風花

いじめているきみへ

いじめているきみへ

銀河英雄伝説 (11) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:09月20日 著者:藤崎竜田中芳樹

■めんつゆひとり飯 (1) (バンブーコミックス)
読了日:09月20日 著者:瀬戸口みづき

幻魔大戦 Rebirth (8) (少年サンデーコミックススペシャル)
読了日:09月19日 著者:早瀬マサト/七月鏡一平井和正石ノ森章太郎

SKET DANCE (7),(8) (集英社文庫コミック版)
読了日:09月16日 著者:篠原健太

SKET DANCE 7 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 7 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 8 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 8 (集英社文庫―コミック版)

■ディス・イズ・ザ・デイ
読了日:09月16日 著者:津村記久子

ディス・イズ・ザ・デイ

ディス・イズ・ザ・デイ

■書店ガール7 旅立ち (PHP文芸文庫)
読了日:09月12日 著者:碧野圭

書店ガール 7 旅立ち (PHP文芸文庫)

書店ガール 7 旅立ち (PHP文芸文庫)

■ラブラブエイリアン (4) (ニチブンコミックス)
読了日:09月09日 著者:岡村星

ラブラブエイリアン(4) (ニチブンコミックス)

ラブラブエイリアン(4) (ニチブンコミックス)

遠州あやかしとおりゃんせ ~夏生の繋ぎ屋奮闘記~ (メゾン文庫)
文庫担当者が紹介していたので、遠州民としては気になって読んでみた。静岡県浜松市三ヶ日町を舞台に人間とあやかしの交流が描かれる。現代を舞台にしたおとぎ話のようで、ほんわかしていて、これはいい話だなあ。作者さんは静岡県在住。土地の伝説に絡んだ怪現象など発生するが、地元の人が読んだらピンポイントで場所が判るかも。ヤマブキやスズランはかわいいし、イナホのデレの行方も気になるし、まだまだ話が広がりそうに思うので、ぜひともシリーズ化を希望したい。続きが読みたいです。出版社さん、何卒よろしくお願いします。
読了日:09月09日 著者:虹川れあ

遠州あやかしとおりゃんせ ~夏生の繋ぎ屋奮闘記~ (メゾン文庫)

遠州あやかしとおりゃんせ ~夏生の繋ぎ屋奮闘記~ (メゾン文庫)

■銀河の死なない子供たちへ (下) (電撃コミックスNEXT)
読了日:09月08日 著者:施川ユウキ

■不死身の特攻兵 軍神はなぜ上官に反抗したか (講談社現代新書)
読了日:09月08日 著者:鴻上尚史

■たぶん惑星 愛蔵版
読了日:09月08日 著者:粟岳高弘

たぶん惑星 愛蔵版

たぶん惑星 愛蔵版

氷室冴子: 没後10年記念特集 私たちが愛した永遠の青春小説作家 (文藝別冊)
読了日:09月08日 著者:氷室冴子,新井素子,飯田晴子,伊藤亜由美,榎木洋子,榎村寛之,荻原規子,菊地秀行,木村朗子,久美沙織,近藤勝也,嵯峨景子,須賀しのぶ,菅原弘文,高殿円,田中二郎,俵万智,辻村深月,ひかわ玲子,藤田和子,堀井さや夏,三浦佑之,三村美衣,群ようこ,山内直実,柚木麻子,夢枕獏

8月

■レッド 最終章 あさま山荘の10日間 (KCデラックス イブニング)
読了日:08月27日 著者:山本直樹

■ブキミの谷のロボ子さん (2) (電撃コミックスNEXT)
読了日:08月27日 著者:伊咲ウタ

SKET DANCE (5),(6) (集英社文庫コミック版)
読了日:08月27日 著者:篠原健太

SKET DANCE 5 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 5 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 6 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 6 (集英社文庫―コミック版)

■プレイボール2 (4) (ジャンプコミックス)
読了日:08月27日 著者:コージィ城倉

少女小説家は死なない! (集英社文庫コバルト・シリーズ)
読了日:08月19日 著者:氷室冴子

少女小説家は死なない! (コバルト文庫)

少女小説家は死なない! (コバルト文庫)

■ギガタウン 漫符図譜
読了日:08月13日 著者:こうの史代

ギガタウン 漫符図譜

ギガタウン 漫符図譜

ちはやふる (39) (BE LOVE KC)
読了日:08月13日 著者:末次由紀

ちはやふる(39) (BE LOVE KC)

ちはやふる(39) (BE LOVE KC)

■阿・吽 (8) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
読了日:08月13日 著者:おかざき真里

阿・吽 (8) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 (8) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

■新九郎、奔る! (1) (ビッグコミックススペシャル)
読了日:08月13日 著者:ゆうきまさみ

■緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」
読了日:08月13日 著者:解説 上西 充子,解説 田中 信一郎

緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

緊急出版! 枝野幸男、魂の3時間大演説「安倍政権が不信任に足る7つの理由」

オウム真理教の精神史―ロマン主義全体主義原理主義
読了日:08月07日 著者:大田俊寛

オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義

オウム真理教の精神史―ロマン主義・全体主義・原理主義

■犬を飼う そして…猫を飼う
読了日:08月04日 著者:谷口ジロー

■モンキーピーク (7) (ニチブンコミックス)
読了日:08月04日 著者:粂田晃宏・志名坂高次

モンキーピーク ( 7) (ニチブンコミックス)

モンキーピーク ( 7) (ニチブンコミックス)

■プラネット・ウィズ (1) (ヤングキングコミックス)
読了日:08月04日 著者:水上悟志

プリニウス (7) (バンチコミックス45プレミアム)
読了日:08月04日 著者:ヤマザキマリとり・みき

■光年の森 (ビッグコミックススペシャル)
読了日:08月02日 著者:谷口ジロー

■いざなうもの (ビッグコミックススペシャル)
読了日:08月02日 著者:谷口ジロー

7月

■ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ (5) (ヤングアニマルコミックス)
読了日:07月28日 著者:武田一義平塚柾緒(太平洋戦争研究会)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5 (ヤングアニマルコミックス)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 5 (ヤングアニマルコミックス)

■新・新装版 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア (KCデラックス)
読了日:07月28日 著者:ときた洸一

バーナード嬢曰く。 (4) (REXコミックス)
読了日:07月27日 著者:施川ユウキ

■新・餓狼伝 巻ノ四 闘人市場編 (FUTABA NOVELS)
読了日:07月27日 著者:夢枕獏

■現代オカルトの根源:霊性進化論の光と闇 (ちくま新書)
読了日:07月25日 著者:大田俊寛

■ダンゲロス1969 (1) (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:07月25日 著者:横田卓馬架神恭介

■CITY (5) (モーニング KC)
読了日:07月25日 著者:あらゐけいいち

CITY(5) (モーニング KC)

CITY(5) (モーニング KC)

GIANT KILLING (48) (モーニング KC)
読了日:07月25日 著者:ツジトモ綱本将也

GIANT KILLING(48) (モーニング KC)

GIANT KILLING(48) (モーニング KC)

ルパン三世 単行本未収録作品集 (アクションコミックス)
読了日:07月18日 著者:モンキー・パンチ

■陰謀の日本中世史 (角川新書)
読了日:07月17日 著者:呉座勇一

陰謀の日本中世史 (角川新書)

陰謀の日本中世史 (角川新書)

SKET DANCE (3),(4) (集英社文庫コミック版)
読了日:07月14日 著者:篠原健太

SKET DANCE 3 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 3 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 4 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 4 (集英社文庫―コミック版)

■僕と君の大切な話 (4) (KCデザート)
読了日:07月13日 著者:ろびこ

僕と君の大切な話(4) (KC デザート)

僕と君の大切な話(4) (KC デザート)

新ルパン三世 (12) (双葉文庫―名作シリーズ)
読了日:07月13日 著者:モンキー・パンチ

機動戦士ガンダム 逆襲のシャアベルトーチカ・チルドレン (角川スニーカー文庫)
読了日:07月10日 著者:富野 由悠季

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 (6) (花とゆめCOMICS)
読了日:07月09日 著者:弓きいろ

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 6 (花とゆめCOMICS)

図書館戦争 LOVE&WAR 別冊編 6 (花とゆめCOMICS)

新ルパン三世 (9),(10),(11) (双葉文庫―名作シリーズ)
読了日:07月09日 著者:モンキー・パンチ

ハルチカ (2),(3) (角川コミックス・エース)
読了日:07月04日 著者:ぶーた

■方言少女かんさつにっきアンソロジーコミック (REXコミックス)
読了日:07月04日 著者:アンソロジー

■永遠の庭で、終わらない恋をする (メディアワークス文庫)
人生の理不尽に直面し躓きかけた三十路直前の職業女性が自分の居場所と永遠の恋を見つけるまで。長命種と短命種の一瞬の交わりのその奇跡と儚さが描かれた話というのが好きなのである。作中で登場人物が読んだ本として登場する『ポーの一族』にもまさにそういう場面が登場するがその時点ではぼかされているので読みながらやきもきするのである。果たして永遠のラブストーリーを紡ぎ出した作者さんの手腕は見事という他ない。読み終わった後に改めてタイトルを見返すと「そうだねえ、そうなんだねえ」とより感銘が深まるのであった。
読了日:07月03日 著者:マサト真希

6月

機動戦士ガンダム逆襲のシャア〈後篇〉 (アニメージュ文庫)
読了日:06月29日 著者:富野由悠季/イラスト:星野之宣

■バララッシュ (1) (ハルタコミックス)
読了日:06月23日 著者:福島聡

バララッシュ 1巻 (ハルタコミックス)

バララッシュ 1巻 (ハルタコミックス)

モンテ・クリスト伯爵 (ジェッツコミックス)
読了日:06月23日 著者:森山絵凪

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア〈中篇〉 (アニメージュ文庫)
読了日:06月23日 著者:富野由悠季/イラスト:星野之宣

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア〈前篇〉 (アニメージュ文庫)
読了日:06月19日 著者:富野由悠季/イラスト:星野之宣

異世界行けない委員会 (ファミ通文庫)
読了日:06月17日 著者:更伊俊介

異世界行けない委員会 (ファミ通文庫)

異世界行けない委員会 (ファミ通文庫)

SKET DANCE (1),(2) (集英社文庫コミック版)
読了日:06月16日 著者:篠原健太

SKET DANCE 1 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 1 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 2 (集英社文庫―コミック版)

SKET DANCE 2 (集英社文庫―コミック版)

■映像研には手を出すな! (3) (ビッグコミックス)
読了日:06月15日 著者:大童澄瞳

映像研には手を出すな! (3) (ビッグコミックス)

映像研には手を出すな! (3) (ビッグコミックス)

■きっと愛され女子になる! (1) (まんがタイムコミックス)
読了日:06月11日 著者:瀬戸口みづき

■坂本先生は逃げ出したい! (1) (電撃コミックスNEXT)
読了日:06月11日 著者:遠田マリモ/更伊俊介

坂本先生は逃げ出したい!(1) (電撃コミックスNEXT)

坂本先生は逃げ出したい!(1) (電撃コミックスNEXT)

■私の少女マンガ講義
読了日:06月10日 著者:萩尾望都

私の少女マンガ講義

私の少女マンガ講義

■砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか? (星海社新書)
読了日:06月02日 著者:五百蔵容

5月

■永訣の波濤 (グイン・サーガ143)
読了日:05月30日 著者:五代ゆう

永訣の波濤 (グイン・サーガ143)

永訣の波濤 (グイン・サーガ143)

■ブキミの谷のロボ子さん (1) (電撃コミックスNEXT)
読了日:05月24日 著者:伊咲ウタ

■JJM 女子柔道部物語 (4) (イブニングKC)
読了日:05月23日 著者:小林まこと

JJM 女子柔道部物語(4) (イブニングKC)

JJM 女子柔道部物語(4) (イブニングKC)

■潜熱 (2) (ビッグコミックス)
読了日:05月23日 著者:野田彩子

潜熱 (2) (ビッグコミックス)

潜熱 (2) (ビッグコミックス)

■雪の階 (単行本)
読了日:05月21日 著者:奥泉光

雪の階 (単行本)

雪の階 (単行本)

■けんえん。 (6) (アヴァルスコミックス)
読了日:05月17日 著者:風越洞×壱村仁

けんえん。 6 (アヴァルスコミックス)

けんえん。 6 (アヴァルスコミックス)

ちはやふる (38) (BE LOVE KC)
読了日:05月17日 著者:末次由紀

ちはやふる(38) (BE LOVE KC)

ちはやふる(38) (BE LOVE KC)

よつばと! (14) (電撃コミックス)
読了日:05月17日 著者:あずまきよひこ

よつばと!(14) (電撃コミックス)

よつばと!(14) (電撃コミックス)

■その赤色は少女の瞳
読了日:05月12日 著者:大槻香奈

その赤色は少女の瞳

その赤色は少女の瞳

■プレイボール2 (3) (ジャンプコミックス)
読了日:05月12日 著者:コージィ城倉

■モンキーピーク (6) (ニチブンコミックス)
読了日:05月12日 著者:志名坂高次

モンキーピーク(6) (ニチブンコミックス)

モンキーピーク(6) (ニチブンコミックス)

■Cl 1 / 菜園モノクローム
読了日:05月07日 著者:水谷フーカ

Cl 1 / 菜園モノクローム

Cl 1 / 菜園モノクローム

■「空気」の研究 (文春文庫)
読了日:05月05日 著者:山本七平

「空気」の研究 (文春文庫)

「空気」の研究 (文春文庫)

■午后のあくび
読了日:05月01日 著者:コマツシンヤ

午后のあくび

午后のあくび

4月

■漫画家本 vol.3 島本和彦本 (少年サンデーコミックススペシャル)
読了日:04月27日 著者:島本和彦

■續々さすらいエマノン (リュウコミックス)
読了日:04月27日 著者:鶴田謙二梶尾真治

■戦国コミケ (2) (ジーピクシブシリーズ)
読了日:04月27日 著者:横山了一

戦国コミケ 2 (ジーンピクシブシリーズ)

戦国コミケ 2 (ジーンピクシブシリーズ)

GIANT KILLING (47) (モーニング KC)
読了日:04月26日 著者:ツジトモ/綱本 将也

GIANT KILLING(47) (モーニング KC)

GIANT KILLING(47) (モーニング KC)

新ルパン三世 (7),(8) (双葉文庫―名作シリーズ)
読了日:04月26日 著者:モンキー・パンチ

銀河英雄伝説 (10) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:04月19日 著者:藤崎竜田中芳樹

あたしの中の…… (集英社文庫コバルトシリーズ)
読了日:04月19日 著者:新井素子

■日本SF傑作選4 平井和正 虎は目覚める/サイボーグ・ブルース (ハヤカワ文庫JA)
読了日:04月17日 著者:平井和正

デスハンター (1),(2) (SUN WIDE COMICS)
読了日:04月17日 著者:桑田次郎平井和正

デスハンター(1) (SUN WIDE COMICS)

デスハンター(1) (SUN WIDE COMICS)

デスハンター(2) (SUN WIDE COMICS)

デスハンター(2) (SUN WIDE COMICS)

ダンジョン飯 (6) (ハルタコミックス)
読了日:04月17日 著者:九井諒子

ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)

ダンジョン飯 6巻 (ハルタコミックス)

横溝正史自選集〈5〉悪魔が来りて笛を吹く
読了日:04月08日 著者:横溝正史

3月

■ウナギNOW―絶滅の危機!!伝統食は守れるのか?
絶滅危惧種に指定されたニホンウナギを取り巻く現状について、養鰻業の盛んな地域の三つの新聞社が、産業、文化、生態、他国の取り組み等々、様々な角度から取材した2015年の連載記事を書籍化。ものすごい読み応え。ニホンウナギの生態についてはまだ判らないことが多いとのことで、そこに焦点を当てた記事を読むだけでも知らないことがたくさんあって面白い。稚魚の不漁が伝えられた時など突発的に「絶滅」など悲観的な話題で盛り上がる人たちも見かけるが、実は議論は多岐に渡っているので、語りたい人はこの本を絶対に読んでおくべき。
読了日:03月31日 著者:静岡新聞社南日本新聞社・宮崎日日新聞社

■素子の碁 サルスベリがとまらない
読了日:03月29日 著者:新井素子

■CITY (4) (モーニング KC)
読了日:03月29日 著者:あらゐけいいち

CITY(4) (モーニング KC)

CITY(4) (モーニング KC)

■きみを死なせないための物語 (3) (ボニータコミックス)
読了日:03月29日 著者:吟鳥子/中澤泉汰

ベルサイユのばら (14) (マーガレットコミックス)
読了日:03月25日 著者:池田理代子

君に届け (30) 完結記念特装版 (マーガレットコミックス)
読了日:03月25日 著者:椎名軽穂

■みのりと100人のお嬢様 (1) (バンブーコミックス)
読了日:03月25日 著者:藤沢カミヤ

みのりと100人のお嬢様 1 (バンブーコミックス)

みのりと100人のお嬢様 1 (バンブーコミックス)

ウサギ目社畜科 (1) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:03月25日 著者:藤沢カミヤ

ウサギ目社畜科 1 (ヤングジャンプコミックス)

ウサギ目社畜科 1 (ヤングジャンプコミックス)

■国衆の戦国史 (歴史新書y)
読了日:03月23日 著者:鈴木将典

国衆の戦国史 (歴史新書y)

国衆の戦国史 (歴史新書y)

幻魔大戦 Rebirth (7) (少年サンデーコミックススペシャル)
読了日:03月16日 著者:七月鏡一

■モンキーピーク (5) (ニチブンコミックス)
読了日:03月14日 著者:粂田晃宏/志名坂高次

モンキーピーク(5) (ニチブンコミックス)

モンキーピーク(5) (ニチブンコミックス)

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)
読了日:03月14日 著者:呉座勇一

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

応仁の乱 - 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)

吾妻ひでおベストワークス3 スクラップ学園 上・下
読了日:03月11日 著者:吾妻ひでお

■キマイラ13 堕天使変 (朝日ノベルズ)
読了日:03月07日 著者:夢枕獏

キマイラ13 堕天使変 (朝日ノベルズ)

キマイラ13 堕天使変 (朝日ノベルズ)

■冒険エレキテ島 (2) (KCDXアフタヌーン)
読了日:03月05日 著者:鶴田謙二

冒険エレキテ島(2) (KCデラックス)

冒険エレキテ島(2) (KCデラックス)

■きみを死なせないための物語 (2)(ボニータ・コミックス)
読了日:03月05日 著者:吟鳥子/中澤泉汰

■絶景本棚
読了日:03月04日 著者:本の雑誌編集部編

絶景本棚

絶景本棚

■無限大の日々
「奇抜なアイデア」「鮮烈なヴィジョン」「既成の価値観の揺らぎ」というSFの面白さが詰まったコミックス。それらが画として表現された時の説得力の凄まじさ。初単行本ということで初めて接した漫画家さんだがびっくりする程面白かった。
読了日:03月03日 著者:八木ナガハル

無限大の日々

無限大の日々

■シューダン! (4) (ジャンプコミックス)
読了日:03月03日 著者:横田卓馬

シューダン! 4 (ジャンプコミックス)

シューダン! 4 (ジャンプコミックス)

銀河英雄伝説 (9) (ヤングジャンプコミックス)
読了日:03月03日 著者:藤崎竜田中芳樹

老人力 全一冊 (ちくま文庫)
読了日:03月03日 著者:赤瀬川原平

老人力 全一冊 (ちくま文庫)

老人力 全一冊 (ちくま文庫)

2月

■ペリリュー 楽園のゲルニカ (4) (ヤングアニマルコミックス)
読了日:02月28日 著者:武田一義平塚柾緒(太平洋戦争研究会)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4 (ヤングアニマルコミックス)

ペリリュー ─楽園のゲルニカ─ 4 (ヤングアニマルコミックス)

■BLUE AND OTHER SHORT PIECE 増補新装版
読了日:02月28日 著者:山本直樹

王妃マルゴ (6) (愛蔵版コミックス)
読了日:02月28日 著者:萩尾望都

王妃マルゴ 6 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ 6 (愛蔵版コミックス)

■嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子 (角川文庫)
読了日:02月26日 著者:松崎有理

嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子 (角川文庫)

嘘つき就職相談員とヘンクツ理系女子 (角川文庫)

コバルト文庫40年カタログ コバルト文庫創刊40年公式記録
読了日:02月20日 著者:烏兎沼佳代

コバルト文庫40年カタログ コバルト文庫創刊40年公式記録

コバルト文庫40年カタログ コバルト文庫創刊40年公式記録

■謎々 将棋 囲碁
読了日:02月18日 著者:新井素子瀬名秀明・千澤のり子・葉真中顕・深水黎一郎・宮内悠介

謎々 将棋 囲碁

謎々 将棋 囲碁

ちはやふる (37) (BE LOVE KC)
読了日:02月18日 著者:末次由紀

ちはやふる(37) (BE LOVE KC)

ちはやふる(37) (BE LOVE KC)

■いいかげんワールド
読了日:02月14日 著者:眉村卓

いいかげんワールド

いいかげんワールド

■JKハルは異世界で娼婦になった
読了日:02月14日 著者:平鳥コウ

JKハルは異世界で娼婦になった

JKハルは異世界で娼婦になった

■翔けゆく風 (グイン・サーガ142)
読了日:02月03日 著者:五代ゆう

翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻)

翔けゆく風 (グイン・サーガ142巻)

■彼方のアストラ(5) (ジャンプコミックス)
読了日:02月03日 著者:篠原健太

■シューダン! (3) (ジャンプコミックス)
読了日:02月03日 著者:横田卓馬

シューダン! 3 (ジャンプコミックス)

シューダン! 3 (ジャンプコミックス)

新ルパン三世 (6) (双葉文庫―名作シリーズ)
読了日:02月03日 著者:モンキー・パンチ

新ルパン三世 (6) (双葉文庫―名作シリーズ)

新ルパン三世 (6) (双葉文庫―名作シリーズ)

1月

■アクロバット前夜90°
読了日:01月29日 著者:福永信

アクロバット前夜90°

アクロバット前夜90°

サナギさん (5),(6) (少年チャンピオン・コミックス)
読了日:01月29日 著者:施川ユウキ

サナギさん 5 (少年チャンピオン・コミックス)

サナギさん 5 (少年チャンピオン・コミックス)

サナギさん 6 (少年チャンピオン・コミックス)

サナギさん 6 (少年チャンピオン・コミックス)

■小説 マジンガーZ / INFINITY
読了日:01月26日 著者:小沢高広(うめ)

小説 マジンガーZ / INFINITY

小説 マジンガーZ / INFINITY

GIANT KILLING (46) (モーニング KC)
読了日:01月26日 著者:ツジトモ綱本将也

GIANT KILLING(46) (モーニング KC)

GIANT KILLING(46) (モーニング KC)

マジンガーZ インターバルピース (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:01月23日 著者:長田馨/小沢高広(うめ)

マジンガーZ インターバルピース (ヤンマガKCスペシャル)

マジンガーZ インターバルピース (ヤンマガKCスペシャル)

■フラミンゴの村
読了日:01月20日 著者:澤西祐典

フラミンゴの村

フラミンゴの村

オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)
読了日:01月20日 著者:円城塔

オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)

オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)

■漫画家本special 吉田秋生本 (フラワーコミックススペシャル)
読了日:01月20日 著者:吉田秋生

スタニスワフ・レムソラリス』 2017年12月 (100分 de 名著)
読了日:01月18日 著者:

ソラリス (ハヤカワ文庫SF)
読了日:01月18日 著者:スタニスワフ・レム

■阿・吽 (7) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
読了日:01月18日 著者:おかざき真里

阿・吽 (7) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

阿・吽 (7) (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

■わたしと先生の幻獣診療録 (1) (BLADE COMICS)
読了日:01月18日 著者:火事屋

わたしと先生の幻獣診療録 1 (BLADE COMICS)

わたしと先生の幻獣診療録 1 (BLADE COMICS)

バジリスク甲賀忍法帖~ 全5巻 (ヤンマガKCスペシャル)
読了日:01月10日 著者:せがわまさき山田風太郎

バジリスク~甲賀忍法帖~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(2) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(2) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(3) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(3) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(4) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(4) (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(5) <完> (ヤンマガKCスペシャル)

バジリスク~甲賀忍法帖~(5) <完> (ヤンマガKCスペシャル)

虐殺器官 (3) (角川コミックス・エース)
読了日:01月10日 著者:麻生我等伊藤計劃

虐殺器官 3 (角川コミックス・エース)

虐殺器官 3 (角川コミックス・エース)

■我々はなぜ我々だけなのか アジアから消えた多様な「人類」たち (ブルーバックス)
読了日:01月08日 著者:川端裕人

■ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上・下 (ハヤカワ文庫SF)
読了日:01月08日 著者:ピーター・トライアス

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 上 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)

ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン 下 (ハヤカワ文庫SF)

■プレイボール2 (2) (ジャンプコミックス)
読了日:01月08日 著者:コージィ城倉

■シューダン! (2) (ジャンプコミックス)
読了日:01月08日 著者:横田卓馬

シューダン! 2 (ジャンプコミックス)

シューダン! 2 (ジャンプコミックス)

■パラダイスバード・クロニクル
読了日:01月08日 著者:佐藤明機

パラダイスバード・クロニクル

パラダイスバード・クロニクル

■大奥 (15) (ヤングアニマルコミックス)
読了日:01月08日 著者:よしながふみ

■モザイク・ラセン (秋田文庫)
読了日:01月08日 著者:萩尾望都

モザイク・ラセン (秋田文庫)

モザイク・ラセン (秋田文庫)

引っ越し。

はてなダイアリーが終了するというアナウンスがあったので、懸案だったはてなブログへの移行をとうとう実行した。9月4日にはてダからはてブへの記事のインポートを開始し、終了までに要した時間は254時間。数時間あれば終わるだろう、くらいに思っていたのでここまでかかるとは完全に予想外だった。

はてブ終了のアナウンスがあって以降、既存ユーザーのインポートが集中したためはてな側が一時機能を停止、受付を再開したのが9月4日で、すぐにこの雑録のインポートを開始したのだが、システムに高い負荷がかかっているせいか動作は鈍く、なかなか終わる気配がない。途中でしびれを切らしてはてなに問い合わせたら、このような返事を頂いた。 

お問い合わせの件につきまして、インポート作業を行うデータの量にもよりますが、通常インポートにかかる時間は数時間程度であり、1日経ってもインポート作業が
完了しない場合にはお問い合わせをいただくようご案内しております。

しかし、このたびはてなダイアリーの終了告知に伴うインポート操作の集中により、
通常よりもインポートにお時間がかかる状態となっており、
1日経ってもインポート作業が完了しないケースが発生しております。

お時間を要する場合でも、インポート作業については少しずつ
進行しておりますため、まことに恐れ入りますが、インポート作業が
完了するまで今しばらくお待ちいただけますでしょうか。

それなら仕方がないと腹を括って待つことにしたのだが、はてブの管理画面には途中で「数日以上かかる場合がある」とはてな側のメッセージが追加表示される事態となった。

現在公式にアナウンスはされていないが、再び新規インポートができなくなるなど混乱は続いている模様。もう一つのダイアリーも移行するつもりなのだが、管理画面のインポート確認ページにはその名が表示されなくなってしまった。そちらの移行はいつになることやら。

新規インポートができない、というのはこちらの勘違いだった。

はてなダイアリーからはてなブログへの移行に関するFAQを公開します - はてなダイアリー日記

このFAQを読むと、サブアカウントからメインアカウントへのインポートには対応していない、と書いてあった。その仕様を知らなかったための誤解だった。(しかし、サブアカウントのはてダをインポートできない仕様なら、なぜメインブログを開設した時に設定画面にインポート対象としてメインとサブの両方が表示されたのか、というのが謎だ。そもそもそれが勘違いの原因だったので)

サブアカウントでも新規ではてなブログを開設し、はてなダイアリーからのインポートを先程開始した。記事数はこのブログに比べて少ないので、かかる時間ももっと短いのではないかと思うのだが、さてどうなるかねえ。

 

近況。

現在発売中の『エンタミクス』9月号に「全国3000店の書店員と選んだNEXTブレイク漫画RANKING BEST50」という恒例企画が掲載されている。俺もアンケートに回答したんだがまたコメントが採用された。元々頭の悪い文章なのに二つの項目の回答を編集側に勝手に結合されて更に頭の悪い文章になっているのが可笑しい。

日曜日に藤津亮太さんの講座「アニメ映画を読む 『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』」に行ってきた。

24日の日曜日にSBS学苑パルシェ校の講座「アニメ映画を読む」*1を聴きに行ってきた。講師は藤枝市出身のアニメ評論家・藤津亮太さん。
「アニメーション映画をとりあげ、その作品の成り立ち、特徴を分析し、どう「読んでいくか」深く読解していきます。」(今回の告知チラシより)
というのが基本内容で、昨年までは三ヶ月に一度の開催だったが今年から隔月になり、「アニメ不毛の地」と呼ばれる静岡県にしてはなかなかの盛り上がりを見せているのだった。俺は2年前に初参加して以来、毎回何かしら新しい知見とか解釈を得られるのが無性に楽しくて、ほぼ皆勤で参加している。前回の「女子向けアニメの歴史〜魔法使いサリーからプリキュアまで〜」が体調を崩し欠席となったのは、個人的な関心領域とも重なっていただけに無念であった。

今回のお題は「大人も楽しめるキッズアニメ」で『ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』と『映画クレヨンしんちゃん モーレツ!オトナ帝国の逆襲』の2本。
冒頭の挨拶でSBS学苑の鷹森氏が仰っていたように、7月22日に「ポケモンGO」が配信されたばかりでポケモン映画を取り上げるというのがなんともタイムリー。この日も朝からバスの中や駿府城公園で、一人であるいは集団でスマホの画面を熱心に覗き込んでいる人たちの姿を見た。ちなみにSBS学苑パルシェ校の中にもポケモンがいたそうで、業務中に捕まえた職員さんもいるとかいないとか。
俺はポケモンは最初のテレビシリーズをたまに見たくらいで、ゲームの方もゲームボーイで「緑」を途中までやった程度、クレヨンしんちゃんは原作も読んでないしアニメも見たことがない。事前にレンタルDVDで見たら、子供向けにしてはけっこうハードな内容という印象だった。
ミュウツーの逆襲』に関しては、タイトルが出て来るまでがやけに長くて意味ありげなので、そこに登場したキャラクターが後に話に関わってくるのかと思っていたら出て来ず、そのためミュウツーがやけにあっさりと納得してしまった感じがして、話としてはもう一山あってもいいんじゃないか(でも子供向けだし上映時間が長くならないための配慮だろうか)と思っていた。レジュメによるとその冒頭部分はラジオドラマ『ミュウツーの誕生』のエッセンスを映像化したもので、映画公開時にはなかったが現在のDVDで追加されたらしい。見た後でそれを知れば、おまけ映像だから本編との絡みはなかったのかと納得できて違和感は解消された。しかし初見の人にあらぬ期待を抱かせてしまう構成は罪作りじゃないかな、という一抹の不満は残った。
ポケモンの「テーマ」を読み解いてそこから導き出される最終回、という一連の流れが興味深かった。首藤剛志てそこまで考察を進めた上でポケモンに参加してたんだな。脚本家の仕事の凄まじさを感じた。一瞬だけ画面に写ったフジ博士の顔のモデルがあの人だったというのは驚いた。誰かに似てるなあとは思っていたんだけど、言われてみればという感じ。

で、ここまでの情報量で頭の中が飽和してしまい『オトナ帝国の逆襲』については話を聴きながらもあまりものが考えられなくなっていた。本来はそれぞれで独立した講座だったけれども今回は集客を鑑みて2本まとめたと藤津さんが仰っていたが、個人的にはいっぱいいっぱいでありました。レジュメのボリュームもいつも以上だし。『オトナ帝国の逆襲』はクレヨンしんちゃんのことを全く知らない人間が見ても面白かったので、これ1本の講座というのも受講してみたかったと思った。題材的にも興味のあるものがたくさん登場しているし、ケンとチャコというキャラクターにも何か惹かれるものがある。レジュメの「※ここからは妄想」の箇所は重大な示唆だと感じた。考える材料はいろいろ提示して頂いたので、もう一度見返した後にまたレジュメを読んでみようと思う。
(受講後2日目の夜に思考を彷徨わせている時、ふいにチャコと青春アニメ全集あすなろ物語」の冴子が重なって見え出したのは何故だろう。戯言。)
隣席の長@弾さんが、野原一家とケン&チャコがアパートに集合したシーンでウルトラセブンを思い出しましたと言ったのに対し、メトロン星人の回ですよねと即答したくらいには俺もそう思っていたのだった。古いアパートの夕陽の差し込む畳敷きの部屋でちゃぶ台を挟んで対峙する登場人物たちと来れば、製作者側が意識していなくても自動的にそう思うクラスタでございます。

受講後のお楽しみと言えば懇親会である。懇親会には前回・前々回と出ておらず久しぶりなので受講者同士の会話がやたら楽しく調子に乗ってビールを飲み過ぎた結果、二次会の途中から記憶が無い。もしかすると何かご迷惑をかけていたかも知れない。平にご容赦を。
くまみこ』ついて。確かに最終回のよしおのあの台詞はキャラからも物語世界からも逸脱しているのでなんかおかしいなとは思ったが、俺にとっての『くまみこ』は、一大決心して何かをやろうとしても結局失敗してナツのもとに逃げ帰ることになるまちの死んだ目を愛でる作品であるので、最後に味噌は付いたものの無問題、という感じ。アニメしか見ずに叩いてる人がいたとしたら、原作漫画(既刊6巻)を読んでくれるとうれしいなと思う。
あと言い忘れたが、『あまんちゅ!』、『あまんちゅ!』をよろしくお願いします! 伊東が舞台のご当地アニメですよ! アニメも原作(既刊10巻)もいいですよ! 静岡県のみなさん、よろしくお願いします。

次回の「アニメ映画を読む」は9月25日(日)、テーマは「映画『機動戦士Ζガンダム A New Translation』三部作」。Ζガンダムは本放送は途中で見なくなり、21世紀になってからようやく全部見たがやっぱりいまいち相性が悪いので、どんなことが聴けるんだろうという興味が怖いもの見たさで却って高まってくるのだった。初めて参加した『逆襲のシャア』の時のように。楽しみ。

(そう言えば「あすなろ物語」もご当地アニメじゃんね。)

*1:レジュメのタイトルは「アニメを読む」だったがチラシの方に従った。

新井素子さんが選考委員を務めた集英社スーパーダッシュ小説新人賞第1回〜第11回の記録。

『書店ガール5』を読んでスーパーダッシュ小説新人賞のことを思い出したので選考委員を務めた新井素子さんの選評と受賞作をまとめた。個人的なメモである。出版社のWebサイトから該当ページは既に消えているためWebアーカイブへのリンクを貼った。

第1回(2000-2001)

http://web.archive.org/web/20041012062036/http://dash.shueisha.co.jp/sinjin/sd_1.html

『学園モラトリアム』は、導入を読んだだけでお話の構造がすべてわかってしまうっていうのが、大難点だった。ネタバレ覚悟でお話を作るなら、せめて黒野博士と主人公の接触方法に、一工夫欲しかった。(でも、非常に好感がもてるお話の作りではあった。)
『オークションマニア1 黒服』は、古本屋業界の内幕等、地に足がついている処は面白い。だが、逆に、“お話”部分が、まったく地に足がついておらず、魅力がない。これ、どっちかにして欲しい。地に足がついていないお話を作るなら、お話に魅力を。地に足がついている処が魅力なら、地に足がついているお話を。
『マージナル・プラネット』は、大変達者な方だと思った。文章もこなれている、会話や遊び方も結構私は好き。けれど、設定が、致命的に変だ。HLAが水のある処へ移動しない理由がないし、こういう能力を持っている主人公が単独で旅行できる筈がない。SFで、世界を一つ作る以上、政治状況だけではなく、農業、貿易状況なんかも考えて欲しい。
『D.I.Speed!!』。お話の、文章、構成、キャラクターは、まあ、うまくできていると思う。けど、あげつらおうと思えば、できる処は多々ある。
 だが、それらをおいておいて、好きなものを描いている時の描写がとても生き生きしている。今回の佳作は、作品の完成度というよりも、“期待”の賞なのだ。“将来のあなた”に、期待している。
世界征服物語』。有体に言ってしまえば、これ、私にとって、一おしだった。けど、同時に、ちょっと……という作品でもあり……。
 センス、ストーリーテリングは、とてもいい。選考に残った人の中で、次回作を読みたいと思わせることに関しては、おそらくこの作者が一番だろう。
それでも私が「ちょっと……」と思ったのは、そして、今回、賞をとった以上、あえて苦言を呈するとすると……作者は、原稿、書き殴っていないか?
候補作中、誤字脱字の数は一番、ひとりよがり、読者を無視して勝手に作者だけが判っている文章も一番。
勿論、こういう欠点は、編集者や校閲者がついてくれれば直る。だが、その前に、推敲さえすれば、直る筈のものなのである。
作家というのは、他人が、お金を払ってまで読んでくれる文章を書く商売である。ならば、こういう文章を書いてはいけない。
つまり、あなたが問われているのは、“お金を払って読んでいただく文章を書く気構え”なのである。

第2回(2001-2002)

http://web.archive.org/web/20041012063233/http://dash.shueisha.co.jp/sinjin/sd_2.html

 今回、私は、『銀盤カレイドスコープ』を大賞に推そうと思い、この選考会にのぞみました。(大賞を取ってくれて嬉しいです。)
 この作品は、“面白かった”。これに、尽きます。私は、仕事で、選考委員として、この原稿を読んでいる。にもかかわらず、『銀盤』は、読むのが楽しく、ページをめくりたくなった。ただ。たった一つ、問題をあげるならば。長い。全体的に、もうちょっと整理した方がより面白くなると思います。とはいえ、期待しておりますので、次回作でも楽しませてください。
 それから、佳作になった『地下鉄クイーン』。私は、構成にいささかの疑問を感じました。主要人物が、いつでも、作者にとって都合のいいタイミングで都合のいい位置にいる。ま、お話ってそういうものだって言えばそうなのですが、それも、あまりに度重なるとちょっと。また、主人公がカナリアを助けたいと思う動機が(特に最初のうちは)弱すぎる。まして、地下鉄クイーンが主人公に求めた代償はとんでもないものなのですから、もっと切実な動機がないと、構成的に辛いです。ですが、教会のシーンは綺麗で感動的でしたし、キャラクター造形も面白かった。
 『魔法使いのネット』。実はこのお話、文章は気持ちよく、キャラクターにも厭みはなく、すらすら読めて……うん、減点法では結構いい処へいく筈。にもかかわらず、何故、このお話が賞をとらなかったのかというと……気持ちのいいキャラクター、さくさく進むお話の展開、これ、ぜえんぶ、どこかで見たことがあるような気がするからです。つまり、すべてが非常に類型的なんです。(特にキャラクター。)
 新人賞というのは、“そつなくお話を作れる人”を求めているものではありません。どんな破綻やどんな弱点があっても、“新しい人”を求めているものです。そこの処を、この作者は、もう一回考えてみてください。

佳作

「地下鉄クイーン」(東佐紀)→『ネザーワールド カナリア

第3回(2002-2003)

http://web.archive.org/web/20040602231023/http://dash.shueisha.co.jp/sinjin/sd_3.html

 今回は、大賞なしの佳作二つという結果になった。以下、選評である。
 まず、佳作の『殿がくる!』。これは、細かい欠点は多々あるものの、面白かった。読後感もよかったし、次にどうなるか、読んでいてわくわくさせられた。ただ……このお話の最大の魅力が、最大の欠点になっている。これ(織田信長が近未来にタイムスリップしてくる)は、信長におんぶにだっこのお話なのだ。このお話の魅力は、主に“織田信長”の魅力だし、変な処はすべて、「信長ならしょうがない」と思わせている。二作目以降において、信長以上に説得力があるキャラクターを、作者は造型できるのか?
 同じく佳作の『電波日和』。これは、文章もいいし、キャラクター造型もいい、読み終えた時、私は納得できた。だが……細かく見てゆくと、とっても変なのである。一番問題なのが、主人公と母親の関係。前半と最終局面で、あきらかに“母像”がぶれている。おかしい。それに。主人公は、学校内で友達がまったくいない、不良として描かれているんだけれど……どう読んでも、この主人公、いい奴だよ。主人公は、自分で自分のことを、「不良として徹底できない中途半端な奴」って規定しているけれど、この主人公は、まったく、中途半端じゃない。中途半端じゃなく、“いい奴”なんである。
 『山田飛鴻風雲録』。これは、作者と登場人物、そのすべてがじゃれあっているお話である。にもかかわらず、読後感が悪かった。「おまえの人生なんだから、やりたいことはやり放題やれ」っていう命題自体はいいと思うんだけれど、このつくり方だと、その後に、「どれだけ人に迷惑をかけたとしても、お金で片づけちゃえ」っていうのが、透けて見えてしまうから。しかも、こんな世界にもかかわらず、飛鴻がお祖父さんを嫌う理由を、この作者は書いてしまっている。それされると、一気にこのお話の虚構は崩れる。
 『学内果実を喰う奴ら』。処々……もの凄く、センスが、いい。だが。決定的なことに、これは、“お話”になっていないと思う。キャラクターの書き分けが全然できていないのに、章ごとに視点人物が変わり、しかもその人物の数が結構多くて、その区別がまったくつかない。かなり特殊な世界を設定しているにもかかわらず、世界設定を説明してくれないから、もう、何が何だか訳判らない。作者は、センスの前に、まず、“小説”を作って欲しい。

第4回(2003-2004)

http://web.archive.org/web/20070302093726/http://dash.shueisha.co.jp/sinjin/sd_4.html

 今回は、かなりレベルが高かった。
大賞をとった、『戦う司書と恋する爆弾』は、世界設定がちゃんとできていて、しかもなかなか感動的。それに、“本”“爆弾男”“百年に一度の嵐に百年に一度の夕陽”っていう、ガジェットもとっても素敵。問題点としては、何故、シロンの本を、その辺のもぐりの本屋が持っていたのか判らない……なんてあるけれど、それは瑕疵に思える。(ただ。タイトルは、一考の余地あり。全体的に、ネーミングセンスがちょっと……。)
 同じく、大賞の、『その仮面をはずして』。これは、褒めている人が多いので、あえて苦言を。変な処が多すぎると思うの私。無式を厳密に考えると、真綾の能力の発動の仕方は、あまりに御都合主義的ではないか? 条件が同じで、超能力が発動したりしなかったりするし、その後の展開も、とても恣意的だ。また、ラスト、あんだけ破壊的なことをしておいて、この結末はないだろう。
 佳作になった、『Shadow&Light』。決め台詞がきっちりツボにはまって決まっているのに、登場人物の感情の流れにも素直についてゆけるのに、何故か、印象が薄い。これ、パワーバランスが悪いんじゃないかな。光輝が、強すぎるの。この作り方では、全然、ハラハラドキドキできない。
 『戦え!松竹梅高等学校漫画研究会』。手慣れているのは判るんだけれど、うまいんだけれど、それが全部、悪い方へ働いてしまった。それにあの……最低限のSF考証は、して欲しいものだ。
 『御用組』。もうちょっと、考えてくれえ。お話の作り方、主人公の捜査の仕方が、ゆきあたりばったりだっていう指摘があったんだけれど……その前に、悪役のやっていることが、そもそも、ゆきあたりばったりだ。こんなにゆきあたりばったりでは、ちゃんとした悪事なんかできない。
と、まあ、以上、今回の選評である。

大賞2

「その仮面をはずして」(岡崎裕信)→『滅びのヤマヤウェル その仮面をはずして』

第5回(2004-2005)

http://web.archive.org/web/20061006005953/http://dash.shueisha.co.jp/sinjin/sd_5.html

『黄色い花の紅』は、「これが書きたい!」という作者の気持ちが、ストレートに伝わってきて、迫力と情熱で大賞をもぎとった。また、後半のヒロインの造形が、とてもよい。お人形でしかなかった彼女が、人間になってゆくあたり、ほんとに素敵。ただ、文章には非常に難がある。今後の精進に期待したい。
 一方、佳作の『Beurre・Noisette』は、文章とセンスがいい。とても楽しく読めた。ただ、主人公に、まったく説得力がない。裏切られた、苦しんだって、書いてあるだけなので(その上そういう人間には全然見えない描写なので)、お話全体が宙に浮いている感じになってしまっている。
『采目天仙大作戦!』は、手慣れている作りだし、実際うまいのだが、突出した処がないのが問題。構成にも、いくつか疑問がある。
『キセキ☆ラプソディ』は、私には評価のしようがなかった。これはプロローグでしかない。新人賞に応募する以上、ちゃんと完結しているお話でなくては困る。

佳作

『Beurre・Noisette』(藍上陸)→『Beurre・Noisette 世界一孤独なボクとキミ』

第6回(2005-2006)

http://web.archive.org/web/20071011034032/http://dash.shueisha.co.jp/sinjin/sd_6.html

 大賞をとった『鉄球姫エミリー』は、登場人物全員の感情の流れが自然に納得でき、構成もめりはりが効いていて破綻がなく、見せ場もあり、なかなか感動的なお話だった。実際、今回の候補作の中では、実力的に頭一つ抜けていたと思う。これからもがんばってください。ただ、個人的な感想としては、頻発する下ネタ、魅力や個性というより、ただ邪魔なだけって気がするんだけど……。
 佳作の『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』。これ、私の点数は、低かったんだよね。それはひとえに、私にとって、チルビィが魅力的でなかったもんだから。可愛さの演出が、なんだかあざとい気がして。だが、読者が、チルビィを可愛いと思ってくれれば、それはそれでOKなのかな。ただ、今後は、“このチルビィをまったく可愛いと思えなかった人もいる”っていうのを念頭において、演出を考えて欲しい。
 同じく佳作の『ガン×スクール=パラダイス!』。とにかく主人公が前向きで努力するところがいい。私はこの作者をかなりかっている。だが、このお話には、やたら問題点があり(大体、お話自体のテーマとお話最大のイベントが矛盾している)、賞に推す気にはなれなかった。でも、まったく新たな設定の、この作者の次作を、読みたいと思う。
 賞からもれた『尽夜野怪奇スクラップ』は、実は、一番読みやすかった作品。文章の書き方、お話の作り方なんかはこなれていて、実際にプロになった場合、あるいはこの人が一番安定しているんじゃないかと思えるんだけど、その分、突出した魅力がない。キャラやエピソードが、“どこかで見たことがあるような……”って気分になってしまうのが、最大の難点。

佳作1

『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』(横山忠)

佳作2

「ガン×スクール=パラダイス!」(やまだゆうすけ→穂邑正裕)

第7回(2006-2007)

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 今回は大賞なし、佳作三編となった。順不同で、おのおのの作品について書く。
『反逆者 〜ウンメイノカエカタ〜』。
 私はこのお話、結構好き。丹念に、主人公の思いを追っていってくれるので、感情移入もできたし。ただ……初期設定、がんばりすぎ。
 人の死が見えてしまう能力って、そんなもんそもそも救済が不可能に近いと思う。それだけのハードルを設定して、それでも主人公の心が折れないよう、書き込むっていうのは……。
 あと、肩に力が入りすぎている。愛海がでてくる処は、なんかすらっと読めるのに、格闘シーンは、読むの辛い。これ多分、作者が肩肘をはっているせいだと思う。
 もうちょっと、力を抜いて、リラックスして。
   ☆
『超人間・岩村
 この人は、手慣れてる。演劇シーンあたりは本当に楽しめた。
 ただ、大問題なのは……主人公の岩村より、まわりの登場人物の方が魅力的なこと。(この書き方だと、一番かっこいいのが多村で、一番超人間なのはマルだ。)それに、あからさまに続編があること前提なのは、新人賞応募作として、どうなんだろう。作品である以上、完結していてほしい。
   ☆
『スイーツ!』
 私は女なので、冒頭から展開される思春期男子妄想は、正直言って、読むの結構辛かった。女の子には引かれるでしょう。ただこの人、書きっぷりがいいのよ。すっごく楽しんで書いている気分が伝わってくる。
 構成には無茶苦茶難があるんだけど、ま、いっかー。そのくらい、楽しい書きっぷりだった。
   ☆
 三人とも、がんばってください。

佳作3

『反逆者(トリズナー) 〜ウンメイノカエカタ〜』(弥生翔太)

第8回(2007-2008)

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 佳作が二作ということになった。
 まず、『逆理の魔女』。なかなかよく出来たお話だと思う。メインは三章と四章なんだけれど、一、二章が、いやみのない登場人物紹介になっている。しかも、主人公が、”ちゃんとした男の子”であり、”異常“に女の子に好かれていない!(応募作の大多数では、問答無用で男の子が女の子に好かれるのよ。これはもう、何とかして欲しい。)
 私は最高評価をつけた。だが……残念ながら、断固として大賞に推したいという程の、突出した魅力がなかった。
 『アンシーズ』。楽しく読んだのよ、私。クライマックス、盛り上がったし、ここまでは「大賞候補か?」って気分だった。だが。このお話の中で、アンシー達が戦う理由って、非常に大きな要素を占めている筈で、実際、何回かその話題がでかけ、その度に、何か事件が起きて……。ここまでひっぱるのだ、どんな理由があるのか、非常に期待していたのだけれど、作者は、それ、スルーしてしまったのだ。これはないだろう。期待が大きかった分、落胆も大きかった。
 以下、賞に入らなかった作品について。
 『物ッ凄い現実逃避』。うまい。するするっと読めて、楽しめるんだけど、いかんせん、私の頭の中に浮かんだ情景は、すべて、既製のゲームのもの。この人は、自分自身の世界を作れるのか?
 『たぬ化けっ!』。私は、この人の姿勢がかなり好き。だって、がんばっているんだよ、とても大きなテーマに真っ正面から取り組んでいて、この姿勢は非常に評価したい。
 だが、とにかくお話の整理が下手。その上、お話自体が矛盾続出。
 『ナイト=ゴーント』。もの凄く癖と毒がある文章で、好悪の情が別れるだろうなあ。ただ、お話の構成が、完全にゆきあたりばったりなのが、ひっかかった。その結果起きた矛盾は、看過するには大きすぎると思う。

佳作2

『逆理の魔女』(雪叙静→雪野静)

第9回(2008-2009)

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 今回、大賞が二作、佳作が二作となった。以下に、選評を書く。
 まず、大賞の『うさパン!』。これはまあ、ある意味過不足がないお話であって、道中、私も、大賞候補かなって気分で読んでいた。ニーナの感情の動きは丁寧に描けているし、ラビッツに拾われてなじんでゆく処も納得、ラストは感動的でもある。ただ。最後の敵が、あんまりなのである。馬鹿すぎ、駄目すぎっ。緊張感が一気に崩れてしまった。
 ついで、『オワ・ランデ』。私以外の選考委員は、総じて高得点をつけた。みなさんの評価が高いのであんまり文句は言いたくはないのだが……この主人公、「オズのエッチ」と言われるような人ではないと思う。そう扱われているが、この主人公の言動は、女性からすると、ほぼ痴漢だよ。でも、ダッシュ文庫って、読者対象は、あくまで男の子だから。読者対象が男限定ならば、ありか、これ。
 佳作二編のうち一つ、『ライトノベルの神さま』。手慣れている。大変読みやすい。うまいけど……ここまで、“お約束”をひっぱって、それだけでお話を構築してしまうのは、どうなんだろう。
 そして、佳作の二つ目。『二年四組 暴走中!』。この人は、とてもちゃんとお話を作っている。三十五人登場人物がいるという、ほぼあり得ないお話を、“ハッカー”“機械女”みたいな、属性だけで書いて、ちゃんと書き分けができている。しかもその上、このお話の中では、誰が“何”なのか、特定ができる。この構成力を、私はとても評価したい。けれど、話を大きく作りすぎたのでは。もうちょっと身の丈にあったお話の方が楽しめたと思う。(それと。あなた、誤字が今回最多だ。しかも、名前を間違っている処もある。あなたの作品の場合、名前の間違いは絶対あってはいけないので、次からはもっと注意して書くように。)
 『妖し合い』。ある意味端正なミステリなんだよね、伏線もちゃんとしてあるし、その伏線に呼応する処もちゃんとある。でも、ミステリなら、もっと大きな謎が欲しかった。
 『兄貴が町にやってくる』。……これ……要するに、変な格好をした兄貴が、ポーズをとる。と、それだけのイメージで、書き出したお話なのではないのか? 最初にイメージやシーンがあるのはいいとして、それだけではお話として成立しない。

大賞2

「オワ・ランデ 〜夢魔の貴族は焦らし好き〜」(神秋昌史)→『オワ・ランデ! ヤレない貴族のオトシ方』

佳作2

「二年四組 暴走中!」(片山禾域→朝田雅康)→『二年四組 交換日記 腐ったリンゴはくさらない』

第10回(2009-2010)

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 今回は、大賞が二作、優秀賞、特別賞がでました。受賞者のみなさま、これはスタート地点ですので、只今ここから、がんばってください。
 まず、大賞の『覇道鋼鉄テッカイオー』。お話はよくできていると思います。キャラクターもなかなか。悪役に深みがあるのもOK。特に、主人公カップルが、お互いに思い合っているのだけれど事情があり、「その資格を手にいれるまで告白しない」っていう設定は、とても真摯でいい。ただ、難点は文章。読みにくいことこの上ない。これはもう、思いっきり推敲してください。
 同じく大賞の『くずばこに箒星』。読後感がいいです。仲間を大切に思うっていう、とってもベタな内容をベタに書いていてくれて、でもそれに好感が持てます。文章もいい。ただ……主人公の母親が、疑問。いくら事情があるにせよ、主人公をスポイルしてるの、どう考えてもこの母親だよ?
 優秀賞『サカサマホウショウジョ』。ヒロインの前向きさはいい。ヒーロー役の男の子は……評価がわかれるでしょう。ただ、二転三転するお話、意外と破綻なくまとまってます。それと、文章が不思議。神視点で時々読者にみえをきっちゃう文章って……味があると思うか、癖があって嫌だと思うか、これも評価がわかれるでしょう。
 特別賞『嘘つき天使は死にました!(嘘)』。私は、前半、まったく乗れなかった。女湯覗きや、先輩捕獲イベント、楽しめない上に書いている意味がまったく不明で。ただ、後半からラストにかけては、なかなか盛り上がってます。どうして最初っからこういう風に書いてくれなかったんだろう。
 それから、今回、賞をのがした二作品。
 『魔王な使い魔と魔法少女な正義部員』。読みやすかったです。ただ、ハルの登場シーンなんかは、非常に状況が掴みにくい。読んで意味が判る読みやすい文章をお願いします。あと、主人公、あまりにナイーブではないか? ここまでナイーブだと、読んでいて辛いです。
 『悪いことしましょ』。お話を書くスキルは、とてもある人だと思います。文章、テンポ、会話、いいです。章によって視点が変わるんだけれど、それで文章がぶれない、これはなかなか凄い技術。ただ……あまりにも、中味がありません。本を一冊読んでもらうんだもの、会話がよくて楽しめる、でもそれだけっていうのは……ちょっと、どうかと。

特別賞

「嘘つき天使は死にました!(嘘)」(葉巡明治)→『嘘つき天使は死にました!』

第11回(2010-2011)

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 今回大賞をとった『暗号少女が解読できない』、出だしのエピソードは、つかみとしてはとてもいいと思うし、何より、ヒロインがラストでは本当に可愛く思えた。応募作品のヒロインって、結構、「美人でスタイルがいい以外の魅力は何?」ってものが多いのだが、この子は、性格がめんどくさくても、キュンとくる可愛らしさがある。主人公の気持ちが段々ヒロインによってゆく描写も、納得。ただ、せっかく暗号の話なんだもの、中途二つの暗号、もうちょっと凝って欲しかった気もする。
 優秀賞の『Draglight/5つ星と7つ星』は、なんかこう、とにかく読ませてくれた。読み方によっては、もろに主人公の願望充足のみに特化しているお話なのに、不思議な程読後感がいやじゃない。文章はいい感じで、センスもいいと思う。ラストは、もうちょっと盛り上がって欲しい。(あと、登場人物の名前、わざとやってるにしても、あまりにも酷くないか?)
 特別賞の『終わる世界の物語』。主人公四人の友情物語として読むと、実はこれ、結構よくできた作品だと思う。決める処は決まっているし。ただ、決定的に、世界設定が変。戦争にリアリティなさすぎっていうか、この設定なら、主人公グループ、しょっぱなから死んでるだろうし、日本は滅びている筈。
 同じく特別賞の『君の勇者に俺はなる!』。とても読みやすい。作者も楽しんで書いている感じだし、読者も楽しく読める。けど、その分、「次はこうなるんだろうな」っていうのが透けてしまう。ヒロインの人間不信や、友達の病気も、世界に奥行きをだすんじゃなくて、単なるお約束になっている感じ。ただ、のびしろは感じられるので、この賞は、「あなたの将来に期待」という意味だと思って欲しい。
 『ハレルユニコーン』は、寄性虫って設定は面白かったんだけれど、結局、そいつらが何やりたいのか、力って何なんだか、まったく判らないのと、キャクラターに魅力が感じられなかった。

大賞

「暗号少女が解読できない」(新保静波)

優秀賞

「Draglight/5つ星と7つ星」(篠宜曜→下村智恵理)→『エンド・アステリズム なぜその機械と少年は彼女が不動で宇宙の中心であると考えたか』

特別賞1

「終わる世界の物語」(宇野涼平→涼野遊平)→『伊月の戦争 終わる世界の物語』

特別賞2

「君の勇者に俺はなる!」(永原十茂)→『God Bravers 君の勇者に俺はなる!』