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『ひでおと素子の愛の交換日記』復刊。

角川文庫から『ひでおと素子の愛の交換日記』第1巻が復刊された。角川書店の60周年企画がらみの復刊である。 「今月の編集長:恩田陸」http://www.kadokawa.co.jp/dis/chiefeditor/05/01.php*1 薬師丸ひろ子ファンで『バラエティ』愛読者だった恩田陸にとっ…

読んだ本。

『花園のエミリー』,八薙玉造,集英社スーパーダッシュ文庫,590円+税,ISBN:9784086304313 自店で購入。この内容でこの引きは反則だろう。ということで次巻も買う。エミリーをどんな運命が待っているのか。発売日の25日が楽しみである。 『警極魔道課チルビィ…

八薙玉造『修道女エミリー』。

読了。amazonにて購入。『鉄球姫エミリー』の続編である。前巻が割と面白かったので読んでみた。ストーリーは読んでいる内に先が想像できてしまい新味はないのだが、それでも読ませるのは作者の腕がいいからか。下ネタが抑え気味だったのはエミリーが絶不調…

『空の中』(有川浩)の解説を新井素子さんが。

『空の中』は単行本版で既に読んでいたのだが、書き下ろしの追加があるというので自店で予約して本日購入した。 帰宅してネットに接続し、素研の掲示板を見ると、Matsu23さんから『空の中』の解説を新井素子さんが書いている、との情報が寄せられていた。あ…

『ひでおと素子の愛の交換日記1』は8月復刊予定。

21日のコメント欄でid:Matsu23氏に情報を頂いた。『ひでおと素子の愛の交換日記1』の復刊はどうやら8月になるらしい。 http://www.kadokawa.co.jp/bunko/bk_detail.php?pcd=200802000550 恩田陸絶賛、「元祖脱力系」小説家と漫画家の交換日記。 と書いてある…

桜坂洋『よくわかる現代魔法1 new edition』。

読了。自店にて購入。『よくわかる現代魔法』の第1巻を作者自らリライトしたnew editionである。話の内容をほぼ忘れかけていたので読みながらああこんな話だったよなあと再確認していたのだが、本が薄くなった分密度が濃くなって話の展開がスピーディになっ…

横山忠『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』。

読了。自店にてかなり前に購入。第6回スーパーダッシュ小説新人賞の佳作受賞作である。細部の設定に多少の疑問はあるものの、話はまとまっていて楽しく読んだ。チルビィ先生が可愛いし。まあそう思えたのは4コマまんがの貢献度がかなり大のような気もするが…

栗本薫『サイロンの光と影』グイン・サーガ第121巻。

読了。自店にて購入。没落寸前のパロから意気揚々とサイロンへ凱旋したケイロニア王グインだったが、その彼を驚くべき事態が待っていたのだった。121巻目にしてここまで取り乱すグインを初めて見た。タイトルの「影」はまあどうせシルヴィア絡みで何かあるん…

穂邑正裕『ガン×スクール=パラダイス!』。

第6回スーパーダッシュ小説新人賞の佳作受賞作である。文章もこなれてて読みやすかったしそれなりには楽しめたのだが、あまり心に響くものがなかった作品である。コメディ部分もちょっとノリについて行けなかった。中高生くらいの読者ならひたむきに前向きな…

八薙玉造『鉄球姫エミリー』。

第6回スーパーダッシュ小説新人賞の大賞受賞作『鉄球姫エミリー』をようやく読了した。発売されたのは昨年の9月である。なんとなく読む機会がないまま日が過ぎてしまったが、第7回の選考結果も発表されたことだしそろそろ片づけねばと思い手に取った次第であ…

『ARIEL』を読み終わった。

『ARIEL』を読み終わった。本編20巻と番外編2巻である。最初はロボット物のパロディかと思ったのだが、パロディはパロディでもロボット物をまじめにSFでやるとどうなるか、という方向で話が展開しているため予想外なことにまともなSFとしてもかなり楽しめた…

創元SF文庫版『ひとめあなたに…』発売。

自店で購入。一冊しか入荷しなかったので仕事の昼休みに急いで買った。新刊本のページのつるつる具合が気持ちいい。あかいくつさんの処では本屋で見つからなかったそうだが、発行部数が少ないのだろうか。どのくらい売れるのかも気になる処である。 最初の方…

『ひとめあなたに…』入荷せず。

創元SF文庫版『ひとめあなたに…』は本日は入荷せず。データベースを参照した処、どうやら入荷は明日になるようである。期待が大きかっただけにがっかり感も大である。東京創元社の発売予定日を信用してはいけない。まあ明日を待とう。 amazonでもbk1でも今日…

『蒲公英草紙 常野物語』(恩田陸)に解説収録。

昨日、新井素子掲示板で恵さんに教えて頂いた情報。新井素子さんの解説が収録されているそうである。早速店で確認すると、新刊棚に平積みになっていた。発売日って今日だったのね。とりあえず購入して解説を確認。できれば小説本編を読んでから再読したいも…

創元SF文庫版『ひとめあなたに…』は29日発売。

昨日書き忘れたのだが、創元SF文庫(東京創元社)より復刊される新井素子さんの『ひとめあなたに…』の発売日は5月29日となった模様(あかいくつさんより)。予価819円。たぶん(というかほぼ確実に)新しいあとがきが付くのでそれも楽しみなのである。

栗本薫『旅立つマリニア』グイン・サーガ第120巻。

読了。自店で購入した本。ミロク教徒の動静について気になることが一気に表面化してきた。何巻だかのあとがきで、各地で騒動を起こすようになる、とか書いてあったような記憶があるが、さてこれから本編にどう絡むのか。またこれで話が膨らむ訳かといささか…

『刑事ぶたぶた』の推薦文は。

id:akapon:20080415#p1、id:akapon:20080416#p2の記事について。『刑事ぶたぶた』の古本をamazonで買って確認した処、確かに新井素子さんの推薦文は収録されていたのだが、その文章が掲載されていたのは『ぶたぶた』の広告ページで、その帯に書かれていたの…

『刑事ぶたぶた』の推薦文。

上と同じく昨日の日記に書いた件。情報元のりんごさんよりコメントを頂いた。新井素子さんが推薦文を書いた『刑事ぶたぶた』は単行本版で、しかも帯に掲載されていたのではなく本に収録されていた、とのこと。おお、こちらの本なら文庫版よりまだいくらかは…

帯の推薦文「暁と黄昏の狭間」。

昨日の日記(id:akapon:20080415#p1)に書いた西魚リツコの「暁と黄昏の狭間」シリーズを店で発見した。ちょうど今日3巻が発売されたので、まとめて買ってきたのである。2巻の『薬王樹の書』の帯に新井素子さんの推薦文が書いてあった。 第1巻『竜魚の書』の…

文庫版の『友がみな我よりえらく見える日は』には。

久美沙織のエピソードが収録されていない。あとがきからもパーティの模様が削除されている。新井素子さんのインタビューだけを目当てにamazonで買ったのにそりゃないぜセニョール。まあ他の収録作と比べると(特にあとがきは)浮いていたような気もするから…

上原隆『友がみな我よりえらく見える日は』。

『思想の科学』1991年10月号に掲載された【ライター・インタビュー】「読者が見えなくなった」がより久美沙織に焦点を絞る形に改稿され、収録されている。新井素子さんと花井愛子氏へのインタビューはあるものの、かなり省略されている。事典の部分は全く同…

『SFが読みたい!』2008年版。

うちの店にはなぜか入荷せずamazonで購入。 国内篇のベストで『星新一 一〇〇一話をつくった人』がノンフィクションであるにも拘わらず第4位に入っている。これは新井素子さん的にも意味のある出来事であろう。2007年は没後十年の節目ということもあり、星新…

栗本薫『ランドックの刻印』グイン・サーガ第119巻。

読了。ネタバレである。まだパロにいるグインである。『七人の魔道師』でのグインの態度からして、記憶は戻らず以前と比べて豪放なグインのままでいるのではないかと思っていたのだがさにあらず、意外な方法で戻ってしまったのが驚いたというか興醒めという…

戸井十月『植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」』。

晩年の植木等に取材した大変貴重なインタビューを収録した評伝である。語る言葉が逐一読みごたえがあって、植木等という傑物の凄さを余す処なく伝えていると思う。この人ももうこちらにはいないのだなあと今更ながら感慨深く、三度繰り返して読んだ。植木等…

有川浩『阪急電車』。

昨日買って昨日読了した。阪急電車の今津線を舞台に様々な乗客たちの織りなす人間模様を描いた小説である。路線の駅ごとに短編小説が書かれていて、それぞれで主人公になる登場人物たちがちょっとずつ関係しながら愉快な話、ダークな話、ほんわかとした話な…

『ひとめあなたに…』が届く。

紀伊國屋書店のネット書店で注文した『ひとめあなたに…』が届いた。奥付を見ると「平成十九年十一月三十日 四十三版発行」となっていた。本当に復刊されてるよ。実物を手に取ると感慨深いものがある。 本にはフェア用の帯が付いている。表には、 読ミガエル…

読んだ本。

『暁の脱出』グイン・サーガ117巻,栗本薫,ハヤカワ文庫JA,540円+税,ISBN:9784150309060 『クリスタルの再会』グイン・サーガ118巻,栗本薫,ハヤカワ文庫JA,540円+税,ISBN:9784150309114 『妖精作戦』,笹本祐一,ソノラマ文庫,450円,ISBN:4257762837 『ハレーシ…

井上雅彦監修『ひとにぎりの異形』(異形コレクション)。

本日発売の文庫本。書き下ろしのショートショートアンソロジーで執筆者に新井素子さんの名前があるというので買ってみた。表紙にしっかり名前が掲載されている。期待の新作はどんなものかとわくわくしながらとりあえず新井素子さんの作品だけ読んでみた。異…

『ひとにぎりの異形』(異形コレクション)に新井素子さんの作品が収録されるらしい。

情報元はNAKAさんである。「ホシヅルパーティー」の時に話が出たらしい。発売日は12月6日で光文社文庫より刊行される。内容はショートショート集であるようだ。amazonで書影を拡大すると、確かに表紙には新井素子さんの名前が見て取れる。異形コレクションて…

『ほしのはじまり』を買った。

入荷したのはやはり今日だった。仕事帰りに早速買ったものである。手にずしっと来るハードカバーの重みがいい感じ。中をチラッと見てみたら、予想よりも新井素子さんがあちこちに顔を出しており、星新一に関する書き下ろしエッセイが6本と『小説新潮』2007年…