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『クロスワードハウス』2007年1月号。

自店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第32回。今回は「たこ」(海にいる奴じゃなくて皮膚が角質化した箇所のこと)の話。 気になったのは本筋とあまり関係ない箇所で、寝っ転がって本を読む時に片手で本を持っている、という処。自…

『小説すばる』2006年12月号。

本日発売の雑誌。新井素子さんの読み切り連載小説「ちいさなおはなし」は第五回。今回のタイトルは「くものいと」。ていうとすぐに芥川龍之介のあれを思い出すんだが、本文中ではこの小説からの連想で素敵な夢を紡ぎ出して見せる。ほろりとさせられる暖かい…

『暮しと健康』2006年12月号。

書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「おかしな食卓」は第7回。来客にやたらとご飯を食べさせたくなる衝動と性向についての話。過剰なサービス精神はお客さんからすると嬉しいものなのではないだろうか。残さず食べようとすると辛くなったりもするのか…

『クロスワードハウス』2006年12月号。

書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第31回。今回は人の家の窓に見る胡乱な光景について。「胡乱」と聞くと「練馬ウロン遺跡探訪記」を思い出す。『広辞苑』によると「胡乱」とは、 (1)乱雑であること。いいかげんであること。ま…

「SF雑誌の中から新井素子さんの名前を見つけよう」その7。

相変わらずSF雑誌に登場する新井素子さん関連の記事を探索中である。現在1984年に発行された『S-Fマガジン』の調査が終わり、同じ年の『SFアドベンチャー』に取りかかっている処。 『SFアドベンチャー』は1985年4月号までしか所持していないので、せめて連載…

『小説すばる』2006年11月号。

昨日発売の雑誌。書店で買った。新井素子さんの連載小説「ちいさなおはなし」は第4回。今回のタイトルは「ねこまた」である。3回までの作品と趣が異なりちょいとホラー風味。自分がいざその立場に置かれた時に生じる疑問がペットと一緒に住む日常を浸食する…

『Cobalt』だった。

9月25日の日記の件(id:akapon:20060925#p1)。若手SF作家陣によるバンド「フラット・ヒップス」に新井素子さんも参加していた記事が掲載されたのは『Cobalt』1983年秋号だということが判明した。Yahoo!オークションに出品されていたのだが、まさにその写真…

『暮しと健康』2006年11月号。

書店にて購入。本日発売の雑誌。新井素子さんの連載エッセイ「おかしな食卓」は第6回。夏における昔の日本家屋のしのぎやすさについて。ご用邸とは比較にならないが、うちもそこそこ昔の建物(建てられたのは昭和30年代)だから風通しがよくて夏の昼間はしの…

『クロスワードハウス』2006年11月号。

書店にて購入。本日発売の雑誌。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第30回。今回は猫のおしっこについて。俺は猫を飼ったことがないので猫のおしっこの臭さというのがどのくらいのものなのかは全く判らないのだが、相当に臭いらしい。しかしそ…

新井素子さんがバンドに加わったのは?

例によって昔のSF雑誌に登場する新井素子さん関連の記事を調査中である。 『S-Fマガジン』1984年3月号から始まった連載「SFピープル HObbY WATCHING」の一発目に若手SF作家がバンドを組んで活動中という記事が掲載されている。これに新井素子さんが出ていた…

谷川流『涼宮ハルヒの憂鬱』(ネタバレあり)。

読了。書店にて購入した本。この小説を読んで新井素子さんの『・・・・・絶句』を思い出したという評判をネットでいくつか見かけたので、興味を持って読んでみた。男の子の一人称が大変読みやすくスラスラ読めてなかなか面白かった。作中にいくつか日本SFの…

『小説すばる』2006年10月号。

書店にて購入。新井素子さんの読み切り連作「ちいさなおはなし」は第三回。今回のお話はuniverseとworldの二つの「世界」はどのように始まったかについて。worldの方のきっかけは意外なものだったが、描写の静謐さが素敵だ。思わずその有り様に思いを馳せる…

『暮しと健康』2006年10月号。

発売日に書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「おかしな食卓」は第5回。米に湧く蛾がノシメマダラメイガという名前であることを初めて知った。この蛾が新井素子さん家では今問題になっているそうだ。俺も独り暮らしをしていた時分にこの蛾の幼虫が湧い…

『クロスワードハウス』2006年10月号。

発売日に書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第29回。家の外壁にへばりついているやもりを「やもちゃん」と読んでかわいがっているのだそうだ。閉所恐怖症のやもり、という存在を考えついてしまう発想が面白い。 新井素子さんてや…

『小説すばる』2006年9月号。

書店にて購入。本日発売の雑誌。新井素子さんの連載小説「ちいさなおはなし」は第二回。今回は「こゆび」のお話で、体の各部位や内臓が自らの存在価値を主張し合う様が可笑しくも楽しい一編である。 今号では他に巻末エッセイ「カーテンコール」を新井素子さ…

『小説すばる』2006年8月号。

本日発売の雑誌。今号より新井素子さんの新連載「ちいさなおはなし」が始まった。坂崎千春氏のイラストのコラボ・ショートストーリーで、毎回様々な”小さなお話”を語るという趣向らしい。端書きにはこのように書いてある。 かわいいおはなし、こわいおはなし…

『さぁじゅ』1983年12月号。

Yahoo!オークションで落札した雑誌。巻頭特集のタイトルが「……。新井素子。」。この年に発刊された最新刊である『・・・・・絶句』に引っかけているのではないかと思われる。内容はインタビューがほとんどを占める。インタビュアがなかなかいい処を突いてい…

『THE MAKING OF さよならジュピター』。

映画『さよならジュピター』の特集ムック。1984年の公開当時に発売されたものを古本で入手した。情報は以前あかいくつさんに教えて頂いて素研には掲載済みである。日本映画専門チャンネルで近々『さよならジュピター』を見る予定なので、いい機会かなと思い…

『暮しと健康』2006年8月号。

発売日に書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「おかしな食卓」は第3回。洗濯物にまつわるあれこれ。乾燥機能付きのユニットバスというのを初めて知った。そんな便利なものがあったのか。しかし新井素子さんちではせっかく自身の希望で導入したそれを、…

『クロスワードハウス』2006年8月号。

発売日に書店にて購入。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第27回。子供(甥と姪)の相手を一日して判った大変さと、それを365日ずっと続ける母親は偉大だ、という話。これについては俺も同様のことを以前からずっと思っていたので、深く深く共…

『暮しと健康』2006年6月号。

書店でバックナンバーを注文していた雑誌が届いた。新井素子さんの連載エッセイ「おかしな食卓」が始まった号である。まずは初めましてのご挨拶とどんなエッセイを書いていくかの自己紹介である。 私は、医療関係の仕事をしている訳でもないので、専門的なこ…

『小説すばる』8月号から新連載開始。

恵さんから新井素子掲示板で教えて頂いた情報。『小説すばる』の今月号(7月号)を買って確認してみると、次号予告になんと新井素子さんの新連載が告知されている。 タイトルは「小さなお話」(仮)。 イラスト(坂崎千春)とのコラボ・ショートストーリー。…

『暮しと健康』2006年7月号。

mixiの新井素子情報トピックで教えてもらった雑誌である。6月号から新井素子さんの連載エッセイが始まっていた模様。タイトルは「おかしな食卓」で、健康雑誌であることから健康と食事にまつわる話題を綴る連載になるんだろうと思う。第2回であるこの号では…

『クロスワードハウス』2006年7月号。

どこの本屋でも売り切れで昨日はヤマハスタジアムへ行く前にえらい探し回ってしまった。入手出来たのは重畳である。 新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第26回。家の中で紛失物が続発する理由について。それだけ物が多ければ物が紛れ込んでしま…

『暮しと健康』で新井素子さんがエッセイを連載中。

mixiの新井素子コミュで得た情報。雑誌『暮しと健康』(保健同人社)で新井素子さんがエッセイを連載しているとこのこと。5月2日発売号からで、今号が第2回であるらしい。 うちの店では扱っていなかったような。明日確認してみよう。 http://www2.hokendohji…

『Cobalt』2006年6月号。

18日に発売された雑誌。コバルト文庫創刊30周年総力特集の第3弾は「いつもコバルトがそばにいた」。初めて読んだコバルト作品についての読者投稿とコバルト作家アンケートが掲載されており、その中にやはりと言うべきか新井素子さんの名前が登場してくる。読…

『ダ・ヴィンチ』2006年6月号。

6日発売の雑誌。「今月のなんでもランキング」のテーマは「そんな時は来てほしくないけれど…… ”明日世界が終わるという夜”に読みたい本”」。3位に新井素子さんの『ひとめあなたに…』、15位に『チグリスとユーフラテス』がランクインしている。「世界の終わり…

『青春と読書』2006年5月号。

「コバルト文庫創刊30周年」の小特集が組まれており、「コバルト文庫30年の歩み」という年表の中に新井素子さんの名前が登場する。 ◆新井素子さん『いつか猫になる日まで』でコバルト文庫に登場(80年)。81年には『星へ行く船』が話題に メインの記事は唯川…

『クロスワードハウス』2006年6月号。

本日発売の雑誌。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第25回。齢二十一(人間の歳だと百歳以上)となったファージとの同居で気を使うことなど。ファージのことを最近は名前ではなく「お猫さま」と呼ぶようになっってしまっているそうだ。高齢な…

「SF雑誌の中から新井素子さんの名前を見つけよう」その6。

SF雑誌の1981年発行号の調査を終了した。調査したのは『SF宝石』『奇想天外』『SFアドベンチャー』『S-Fマガジン』の4誌である。 中編「ネプチューン」で『S-Fマガジン』1月号に初登場*1。『奇想天外』6月号には長篇『扉を開けて』が一挙掲載され、著書では…