日刊スポーツに掲載された藤田俊哉に関するとばし記事がけっこうひどい。
「神戸が楽天資金で藤田獲り」(1月10日)
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-040111-0011.html
「藤田、磐田に不信感、神戸オファー知らず」(1月11日)
http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-040112-0014.html
まず上の記事で藤田が「契約を更新していない」のは事実でなく、実際は海外移籍をする前に既に契約を延長している。
次に「磐田に不信感」という見出しだが、紙面に掲載された藤田のコメントからは自分に知らされていなかった事柄を突然聴かされたとまどいは読み取れるが、それを「不信感」と書くのは明らかに誇大な表現だろう。
ちなみに本日のスポニチの記事。
「藤田 オランダ再挑戦に含み」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/kiji/2004/01/12/09.html
「いろんな可能性」というコメントも、日刊の方はいかにも移籍に前向きにとれるし、スポニチの方はジュビロとの話し合いの中で海外移籍の可能性を探りたいととれる。
シーズンオフでネタがないからなのか、日刊は藤田のヴィッセル移籍で盛り上げたいらしい。新聞はこういうことをするメディアである。日刊の記事を書いた盧載鎭の名前は覚えておこう。