牛丼がなくなる日。

牛丼を初めて食ったのは大学に入学した年だった。田舎には牛丼屋などなかったので、「キン肉マン」などから植え付けられたイメージに対して漠然とした憧れを持っていた。サークル勧誘の出店でSF研究会の先輩に誘われた浅草東宝での特撮オールナイトに行く前の腹ごしらえとして、池袋西口吉野家の2階で初めて牛丼を食った。味や量よりも、何より牛丼が食えたというその事実に感動を覚えたものである。それ以来、牛丼は大の好物となった。初めて食べた吉野家よりも、もっと味が下品でみそ汁が付く松屋の方が好きである。

http://www.asahi.com/special/bse/TKY200402020218.html

悲しいニュースである。復活の日はいつか?