アテネ五輪アジア最終予選日本ラウンド、日本vsレバノン。

2-1で辛勝。勝ってよかったという試合。試合開始早々の勢いなら3-0くらいでいけるかと思ったがそう甘いものでもないと今更ながらに思い知らされた。
ミスから同点に追いつかれた後の大久保の勝ち越し点は前田のアシストによるもの。今日の前田は2.5列目とでも言えばいいのか、攻撃時は2列目の松井を追い越して前線へ、守備時はボランチの位置まで下がる、という中盤のバランサーの役目をしていたように思う。ジュビロ磐田で言えば名波浩のポジションに似ている。これは前田にとってもチームにとっても非常に嵌っていたのではないか。あの無駄に豊富な運動量が実に有効に生かされていた。やっぱり名波の後継者は前田なのか、と試合を見ながらジュビロの将来に思いを馳せたりしていた。
今日はバーレーンUAEを破ったため日本とバーレーンが勝ち点10で並び、得失点差で日本が首位という展開。あさってのUAE戦に勝てばほぼ勝ち抜けだろう。バーレーンの得失点差が気になるところではあるが。勝つしかない。