新井素子とルパン三世。
「ルパン三世」について新井素子さんが発言している記事の記憶は僕にはほとんどありませんで、大塚英志が『「おたく」の精神史』と『サブカルチャー文学論』で言及している毎日新聞の記事くらいしか思い当たりません。大塚英志がそれをもって「ルパン三世」と「新井素子」を結びつけようとするのに僕が違和感を持つのはこれが理由です。根拠として弱いんじゃないかと今でも思っています。ちなみに、『ネバーランド・パーティー』では「ルパン三世」の原作者であるモンキーパンチとの対談も収録されていますが、マイコンと海外のコミック事情の話に終始しており、新井素子さんが積極的に『ルパン三世』の漫画やアニメの話をする件は全くありません。
今まで新井素子さんが関わった全ての記事に目を通した訳ではありませんので、僕の思い込みとしか言いようがない訳ですが。