Jリーグ1stステージ第9節、対ガンバ大阪戦。

2-0で勝利。横浜F・マリノスと戦う前に相手にプレッシャーをかける意味でも落とすことはできない試合だった。勝つことができたのはまずは良かった。そう、結果は良かったのであるが――。
今日の主審が柏原丈二だと判った瞬間きな臭い匂いが漂ってくるのは感じたのである。果たして試合は前半から柏原時空に飲み込まれ、名波浩が退場になって腹を括ったジュビロファンと俄然勢いに乗るガンバファンの気持ちを嘲笑うかのようにその6分後ガンバ側でも山口智が退場。前半にしてフィールド上は10人対10人のスカスカ状態。何人たりとも見る者のテンションを一気に下げずにはおかない柏原時空の凄まじさ。ジョージ、てめぇ六千回死ね。
そんな試合でも、先制点に絡み24歳の誕生日を勝利で飾った西紀寛と、名波のいないゲームを引っ張って200勝をゲットした藤田俊哉に「おめでとう」を。先制点を決め豊富な運動量でボールを追った前田遼一が良かった。2点目を落ち着き払って決めたグラウが良かった。シャツに書いてあったのは母の日のメッセージだろうか。田中誠が負傷退場した後3バックの真ん中を必死にやった菊地直哉が良かった。苦しい試合だったが皆よく戦った。先発組の頑張りは言うに及ばず、途中出場した河村、成岡、カレンもよく動いた。不慮の事態ではあったが若手の底上げも着々と進んでいるのが見えてほっとする。
福西と接触した松代は大丈夫だったのか。大事なければいいのだが。