Jリーグ1stステージ最終節、ジュビロ磐田対サンフレッチェ広島。

4-2で快勝。後半はボールと人がゲームの流れに連動して動いていく見ていて楽しいサッカーが戻ってきた。試合もおもしろかったし今日の勝利はとても嬉しかった。しかし、藤田俊哉へのヒーローインタビューの中でアナウンサーがマリノスの勝利を告げて結局優勝できなかったことを知り、場内を一周しながらスタンドの観客に手を振って挨拶する選手達を見ていたら少し涙が出た。
松崎社長の挨拶にもあったように、ACLナビスコ杯、リーグ戦とタイトなスケジュールの中、選手はよく闘ったと思う。スタッフの皆さんも、選手の皆さんも、本当にお疲れ様でした。ただ、スケジュールのことを言えば「でもマリノスはA3もあってもっと厳しかったのに優勝したでしょう」という愚痴がどうしても出てしまうのである。例えばレギュラーが欠けたときに代わりに出た選手が活躍できなかった等*1、反省すべき点はある筈だ。選手層が厚いとはマリノスジュビロを指してよく言われることであるが、その差は歴然としている、と思う。何らかの対応はとらなきゃいけないんじゃないんじゃないだろうか。
ともあれ、それなりに気分良く終わったことで、2ndステージに向けて前向きに望むことができるのはちょっとほっとしているのである。若手による底上げが難航する中で今日の前田遼一の活躍には思い切り溜飲が下がった。いつもは選手のコールってしないんだが、前田が3点目を決めたときに思わず前田コールが口を衝いて出たほどだ。プロレス会場以外で「ま・え・だ」コールをしたのは初めてで自分でも驚いた*2。さらなる活躍を期待したいものである。

*1:個人名を挙げていいですか。河村崇大成岡翔川口信男、である。おまえらには心の底から期待してるんだ。もっとできるはずだ。頑張ってくれ〜。

*2:「ま・え・だ」コールの元祖はもちろん前田日明である。