昨日の試合。

スポニチ静岡版より。

 トップ下に入った前田の交代が、勝ち点3を逃すことになった。後半20分すぎ、前田が右足大腿を痛めた。ベンチの桑原監督から声をかけられた前田は「大丈夫」と気丈に叫んだ。その時、磐田はFW西野に代えてカレンを投入する準備をしていた。第4の審判のボードにも一度は西野の背番号「26」が表示された。だが大事を取って西野ではなく前田と交代。その後は防戦一方となり、35分、ついに新潟に追いつかれた。前半37分、ドリブルで相手DF2人をかわし、西野の先制点をアシストした前田。悔やまれる交代だ。名古屋−G大阪も引き分けたため、24日の最終戦に望みを残したとはいえ、自力での決勝トーナメント進出は消滅。苦しい立場に立った。(大山雄一郎)

この記事に依れば、前田遼一の存在感はピッチの中で相当大きかったようだ。チームの中心選手として成長した前田を喜びつつ、一人がいなくなっただけでバランスを崩すチームの完成度の低さを嘆く。ちなみに次節の対名古屋グランパスエイト戦には、日本代表組の藤田俊哉西紀寛福西崇史田中誠に加え、五輪代表組の前田遼一菊地直哉もいないのである。苦しいったらありゃしない。
この記事を書いたスポニチの大山雄一郎は、ジュビロ磐田マッチデイプログラムにも気持ちのこもったいい文章を寄稿している人で、前から好感を持っている。これからもいい記事を期待しているので、がんばって下さい。