「関連文献リスト」に情報を追加したり、ページ構成を変えたり、と地味に更新。このリストは大学の学祭で「喫茶・素子の部屋」を開店したときに作成した資料が元になっている。その資料はワープロ打ちして、関連文献として展示した本の上の壁に貼った。だから、作中に登場しない書名でも、例えば「北の海」と「盲目の秋」を収録した『中原中也詩集』がリストに入っている。
これが作品単位にリストを作ろうとしている現状にそぐわなくなってきていると前から感じていた。例えば『中原中也詩集』でひとまとめにするのでなく、「北の海」と「盲目の秋」でそれぞれの作品毎にページを作るという形式にしようと思うのである。今回の変更はまさにそのようにしてみた。これからもちょっとずつ変えていこうと思っている。元の形がだんだん無くなっていくのは少し寂しいのだが、それは仕方のないことである。ただの感傷である。
