アジア杯準決勝、日本対バーレーン戦。

で〜〜〜〜、よく勝った〜〜〜〜。2試合続けて延長突入、2試合続けて心臓に悪い。
これはひょっとしてジーコの仕掛けた壮大な釣りではないのか。俺らは神様の手のひらの上で踊らされているに過ぎないのではないか。そんな錯覚さえ起こしてしまいそうな苦戦ぶりである。いい悪いは別にして、サッカーで勝ち抜くことの難しさをジーコにたっぷりと教えてもらっているように思う。それはそれで貴重な経験であろう。
ジュビロ磐田勢では福西崇史田中誠が先発出場。ポジションは変わらず、3-5-2の右ボランチに福西、CBの右ストッパーに田中である。田中は前戦での負傷が心配されたが、動きそのものはいつもと同じように見えた。バーレーンの先制点の場面では最後に田中が振り切られていたが、あれはその前の場面で日本の守備が完全に崩されていたから仕方がない。攻撃面では何故か攻撃に絡めない加地を後ろからフォローして前戦にクロスまで上げる活躍を見せていた。しかし、前半途中で左ボランチの遠藤が一発レッドで退場という緊急事態が発生。DFラインを4バックに変更し遠藤の位置に中田浩二を投入したため、田中誠退場。これは戦術変更のため仕方なし。一方福西は疲れのためか肝心なところで効果的な潰しが出来なかった印象。後半開始早々からより攻撃的な布陣に変更して小笠原を投入したため、福西退場。これも戦術変更のため仕方なし。
後半41分には加地に変わってお久しぶりの西紀寛が投入された。加地と違って前への意志が強く感じられるその姿勢はワクワクする。相手のパスをカットして右サイドを突破するなど、攻撃面では非常に期待ができる。守備では危なっかしい場面が多いけどな。しかし、ひざは大丈夫なんだろうか。
選手の皆さんの疲れは尋常じゃないだろうし、テレビの前でぬぼーっと観戦してる奴がこんなこと言うのは僭越でしかないんだけど、ここまで来たら、絶対優勝しよう。あと1試合。ガンバレ。