お返事など。

naka氏の処より。

 新井素子を見切ったぜ」とか言われても困るので
「ちょっと物足りない」感があってもいいのかもしれません

「ちょっと物足りない」感があってもいいというのは同感です。ただ、その作家のファンでない一般読者に代表作を提示することで作家の輪郭を示す、という意義が全集にはあると思うので、ある程度は見切らせてくれないと逆に困る、という風にも思うんですよ。あくまである程度、ですけど。(だいたい代表作だけ読んで「見切ったぜ」なんて言うのはその当人が浅はかなんです)そういう意味では、『ラビリンス――迷宮――』は作品自体のインパクトは薄いかなと思いました。
『ラビリンス――迷宮――』が選ばれたのは、SFの全集に収める作品だから、SF的ガジェットがSFファンの視点から無理なく使われているように見える作品が選ばれたのかなあ、と思いました。「SF全集」ですから、そういう理由なら納得はできます。

まあ、マニアな人間がこだわらなかったら、誰がこんな企画突っ込むのだ?
と言う話ですが..。(え、もしかして壮大な釣られ?)

「男には、釣りだとわかっていても突っ込まねばならないときがある」byハーロックですよ。いやそれは冗談ですが、間違っているものはそのままにしておけない、という強迫観念が僕の中にはあるんです。とは言いながら「S-Fマガジン」に投書したりはしない訳ですが。どこかに届くか判らないけど、とりあえず声は上げておかないと、って感じです。その事項について自分はこういうことをやったんだ、というアリバイ工作という意味合いも多分にあります。

「姫」と言う尊称が、編集者から意図的に付加されたのではと、妄想してみます(また妄想かよ)

「素子姫」が誌面に定着した経緯について、誰かKさんにインタビューした人っていないですかね。すごく興味があります。「素子姫」というニックネームに編集部は最初とまどっていた様子が伺えるのに*1結局は定着したのは、投稿者が積極的に使用し始めたからではないかと想像しています。

ラブアタック」も「大阪」ですからモロです、あの番組に出演しまくっていた
「在阪大学の男子大学生」のイメージがどうも好くないのですが...どうでもいいですが(笑)

フルコースの早食いだけはうらやましかったです。あんないいもの食えていいなあ、とテレビの前でよだれを垂らしていました。体験者の文章を読むと口の中がやけどでボロボロになったり大変だったみたいですけど。

まあ、あれだ「大人ならスルーだろそれは」(どっちともに言えてしまうが..。)

すいません、お騒がせしました。あれを読んでへこんだ、という事実を個人的にメモするという意図で書いたのですが、考えてみればわざわざweb上で公開する内容ではなかったように思います。この辺り、ネットとの距離感を見失っているのかなと思わされました。
僕が全然大人じゃないってのは多分にあるかと思います。自動車学校で行った運転適正検査では、性格類型で2番目に危険なタイプだと判断されました。自己正当性が強く、自分が正しいと思ったら周りが見えなくなるのだそうです。思い当たる節は多々あります。スルーってなかなか出来なくて我ながら困ります。

あかいくつさんの処より。

 まあ、なんとなく、そう呼ばれていてもおかしな事もない気もしなくはないか・・、(と、妙に歯切れが悪いのは自分が今ひとつ違和感があるから)

違和感あるのはわかります。正直言いますと、当時僕は「素子姫」という呼び名をかなり馬鹿にしておりまして、「姫」はねーだろー「姫」はーと思っていました。今は肯定も否定もしておらず、人が使うのは「有り」だと思うようになりました。

*1:【ふぁんろーど1982年3月号】http://motoken.na.coocan.jp/hime/fanroad/frd8203.html