『図書館に訊け!』。

読了。同志社大学総合情報センター学術情報課に勤務する著者が、図書館はどういうことができる施設なのか、求める資料へはどのようにアプローチしたらいいか、等を事細かに語る。レポートや論文を書く学生のみならず、社会で研究や調査に携わる人にも充分役に立つ内容である。新井素子関係の資料収集に励んでいる俺にとってもこの本と出会えたことは非常に有意義だ。逆に大学時代になぜこういう本がなかったのかとちょっと悔しくなったくらいだ。研究の方法や情報収集活動など、実践面と理論面から今一度見直すきっかけを与えられた。感謝したい。