図書館にて。

で、その足で掛川の中央図書館へと行った。つーか、車で行ってみたい場所って他に思いつかなかった。思えば寂しい人生です。まあ、コピーしたいと思っていた新聞記事もあったし、新井素子さん関係の資料あさりをするのもまた良しである。
辞典類で新井素子さんの名前が掲載されている物を3冊見つける。

• 『増補改訂　新潮日本文学辞典』（新潮社）ISBN:4107302083
  • P.156-157「SF」の項に新井素子さんの名前が登場している。日本のSF作家の世代分類で、新井素子さんは神林長平、大原まり子とともに第三世代とされている。
• 『新訂　作家・小説家人名辞典』（日外アソシエーツ）ISBN:481691739X
  • P.36に新井素子の項目あり。日本文芸家協会に加入していると書かれているのだが、これが判る一次資料はないものか。協会のホームページを見ても会員名簿はないようである。協会発行の『文藝年鑑』にも新井素子さんの名前はあったから、あれに書いてあれば確実と言うことだろう。
• 『日本現代小説大事典』（明治書院）ISBN:4625603021
  • P.323-324で『グリーン・レクイエム』が紹介されている。*1内容は書籍情報、あらすじ、みどころ。今年の7月に出版されたばかりの本なので、春名里日の漫画版にも言及されている。新井素子の作品の中で『グリーン・レクイエム』が選択された理由は不明。この項を執筆した藤本恵とはどのような人だろうか。

*1:ちなみに『グリーン・レクイエム』の前後に紹介されているのは、宮内勝典『グリニッジの光りを離れて』と、大槻ケンヂ『くるぐる使い』。