Jリーグ2ndステージ第6節、対柏レイソル戦。

15位と16位の直接対決、最下位の座を懸けた裏天王山は、お互いの順位が指し示す通りのサッカーであった。ジュビロはフィニッシュまでなかなか持って行くことができず、柏は決定的なシュートを外し、1-1で引き分け。両チームともミスが多すぎ。負けなくてよかった、なんて口が裂けても言わない。言うものか。
先週のアントラーズ戦で前半に4点取ったのがまるで青春の幻影であったかのように、また動けないジュビロ磐田に戻っていた。1点目の名波の豪快なドライブシュートも、名波がいつも言う「交通事故みたいな*1」得点で、決していい攻撃の形を作ることができていた訳ではなかった。
ボランチと最終ラインでパスを回し、ボールの出しどころを捜す、しかしどこにもない。左サイドで服部と藤田と名波でパスを回し、ボールの出しどころを捜す、しかしどこにもない。中途半端なパスをカットされて速攻を喰らう。これもいつもと同じ。チェイシングも単発で終わるし、連動した動き出しもない。今日違っていたのは対戦相手のレイソルの攻撃に全く迫力がなく、シュートまでいくことがめったになかった点である。こんなサッカーやってたらそりゃあ15位と16位になる筈だ、と今更ながらに得心が行った。呆れて怒る気にもならない。
右サイドの河村に文句を言いたい。全体のバランスを取ることに腐心しているのは判る。だが、もっと前へ突き進もうとする積極的な意志を見たいのである。果敢なゴール前への飛び出しでシュートを2本放ったり、ここぞという場面では攻撃に絡んでいるが、サイドでの動きの重さはもう少しなんとかならないものか。西野もペナルティエリア内ではもっと貪欲に勝負に行ってもよかったように思う。久しぶりの先発で90分フルに出てシュート0本は淋しすぎる。今日の出来では物足りない。
被先制点記録が途切れたのはとりあえずいい傾向だと考えることにしよう。次の試合は26日のヴィッセル神戸戦(神戸ウイングスタジアム)である。中2日と修正の暇もない日程がどう作用するか。

*1:注意していても防ぎようがない、という意味らしい。打った相手を褒めるしかないようなシュートのこと。