この文章についてご存じの方はいらっしゃいませんか?

日本語学の研究者の方から、メールで問い合わせを頂きました。研究に関連する新井素子さんの文章を捜しているのですが知りませんか? という内容でした。その文章の内容を、ご本人の許可を得て転載します。

その内容というのは……「私は国語の試験が苦手だった。とくに『作者はこのときどういう気持ちだったか?』という問題には困った。そんなこと、わかるわけがない。私は自分なりに独自のストーリーを答案に書いて提出した。そしたら×をもらった……」というようなものです。

一読して、講談社文庫版『グリーン・レクイエム』の「あとがき」に書いてあった感想文の話を思い出しました。ただ、そちらは音楽の授業で出された感想文の宿題のことなので、強引に似てると言えば似ているかな?ってだけで違う話です。他にあったかどうか記憶と資料に当たってみましたが、どうにも見つかりません。
新井素子さんの著作で上記のような文章にお心当たりのある方はいらっしゃいませんか? もしくは、他の作家でも似たような文章を読んだことがある、という方がいらっしゃいましたら、下の「コメント欄」にご記入頂けると嬉しいです。あ、もちろん、トラックバックも大歓迎です。
何卒よろしくお願い致します。