AFCユース選手権大会三位決定戦、対シリア戦。

1-1のまま90分終了。3戦連続してPK戦を戦うことになった日本は、準決勝の悪夢を振り払うかのようにきっちりと勝って3位を確保した。
今日のジュビロ磐田勢。
MF船谷はボランチの位置で初の先発出場。あのパスをワンタッチでつないだ見事な先制点を決めたのが船谷であった。中盤でパスを出した後自らゴール前に長い距離を走り込みフリーで決めたのである。最高にかっこよかった。よくやった船谷。攻撃面では存在感を見せつけて後半途中で交替した。追加招集なのにここまで活躍できるんだから、次からはコンスタントに選ばれるようになるといいと思う。まあ、大熊監督が「船谷! 船谷!!」て大声で指示を出し続けるのを聞くと、なんか意に添わない処はあるのかも知らんが。
GK松井も先発出場。西川の調子がよかっただけにもう出番はないかと思っていたが、大熊監督はあくまで競わせる方針らしい。1失点はDF増嶋の予測不可能なオウンゴールだったので仕方がない。最大の見せ場はPK戦。シリアのシュートを2本止め日本の勝利に大きく貢献した。5人目の時なんて右腕一本でボールをはじいたものである。よくやった。
FWカレンは後半途中に森本と交代出場。いまいち目立った活躍はなし。PK戦ではこれを決めれば勝ち、という最高の場面で5人目のキッカーとして登場。蹴ったボールはポストを叩いて直下に落ち、一瞬やっちまったと目の前が真っ暗に。しかしボールはちゃんとゴールマウスに吸い込まれていたのだった。肝が冷えた。あいかわらず点はとれてないが、カレンもよくやった。