スポニチ静岡版より。
GK
右膝負傷の正GK佐藤洋平が明日内視鏡検査。長期離脱の可能性も。よって、17日のFC東京戦は、神戸から移籍したばかりの岩石男爵・岩丸かU-19日本代表の松井のどちらかを先発で使うことになりそうとのこと。ジュビロ磐田のGKではもう一人、怪我から復帰したばかりの高原がいるだけなので、高円宮杯全日本ユース選手権で活躍したユースの八田をトップの練習に参加させるらしい。このまま一気にゴールキーパーの世代交代が進むこともあるかも。
高円宮杯決勝戦のテレビ中継では、解説のセルジオ越後がトップに6人が昇格する磐田ユースの中でも八田を指して「キーパーはすぐにでもトップで使えるじゃないかな」と仰っていた。しかし、アジアユースで活躍した松井だってユースの後輩にポジションを簡単に明け渡すとは思えないのである。長らくゴールキーパーが弱点だと言われていたジュビロ磐田だが、佐藤洋平を迎えてやっと安定感のある守護神を得、そして高いレベルでポジション争いを拝むことができる日が来るのかも知れない。森下GKコーチの手腕に期待したい処。それが一番不安だったりして。
来年のAFCチャンピオンズリーグにジュビロ磐田が出場?
Jリーグは今年(2003-2004)の天皇杯王者であるジュビロ磐田をリーグ王者とともに出場させる意向らしい。ただ、AFCは来年(2004-2005)の天皇杯王者を出場するよう要請しているとのこと。チャンピオンチームでも1年も経てばどういう状態になってるか判ったもんじゃないのは当のジュビロ磐田が身を以て証明しているので(涙)、その時点での最強チームを派遣して欲しいというAFCの言い分はよく解る。しかし次の天皇杯王者が決まるのは2005年の1月1日であって、それからでは来期の日程を組むのが困難になる、というのがJリーグ側の言い分である。
ジュビロ磐田にとっては、そりゃあ出場できるならチーム状態がどうだろうが絶対に出た方がいいに決まってる。へたすると試合数が増えただけという罰ゲームになる恐れはあるが、多分新監督の下で戦うことになる来季であるから、なるべく数はこなした方がいいと思うのである。また、若手が外国チームと真剣勝負をするという貴重な経験を積むことができるのも重要だ。クラブにとってもヤマハ発動機から追加支援が引き出せるのもおいしいし。
Jリーグの意向は12月8日のAFC総会で伝えられる模様。どうなりますか。