イソップのケーキ。

新井素子掲示板に頂いた情報。大阪府和泉市にある「洋菓子のイソップ」の店名の由来は、新井素子さんの小説『ふたりのかつみ』に出てくるケーキ屋「イソップ」らしい。へ〜。
小説中では、”イソップのケーキ”は主人公・中島勝美の大好物なのである。

 イソップのケーキ。これは、勿論、嫌いじゃない。あ、ううん、嫌いじゃないなんてものじゃなくて、好き。積極的に好き。大好き。イソップのケーキが嫌いだなんて言う奴なんて、人間じゃねえって思うくらい、好き。

ここまで頑強に主張されると食べてみたくなるのが人情というもので、もしかして「イソップ」は実在する店なのではないかと思い、いろいろ調べてみたことがある。結局今に至るも店は見つかっていないのだが、小説由来の「イソップ」があるというのは楽しいニュースであった。