『2005 YEAR BOOK』届く。

サポーターズクラブ会員の特典であるサポーターズマガジンの特別版。毎年春に発行される本で豪華な選手名鑑がついている。金珍圭は編集に間に合わなかったのか名鑑から漏れている。追って追加情報の掲載はあるだろうか。
河村崇大のコメントが印象深い。

サポーターの皆さんは、僕がバックパスをすることが多いというイメージがあって、ブーイングすると思うのですが、自分としてはセーフティーにパスを出しているわけで、少しへこみました。

サポーターの雰囲気には気づいていたんだな。いやさ、セーフティーに行こうとしてるのは見てて凄くよく理解できるんだよ。できるんだけど、時として必要以上にセーフティーになっていると感じるんだよね。攻める姿勢が全く見られないから相手への脅威にもならないし、どフリーでボールを受けて「行ける!」とこちらの期待が高まった時にバックパスするから見ていてイライラする訳で。

でも、サポーターは攻撃的なサッカーが好きで、僕にもサイドで攻めることを期待してると感じたので、そういった意味でも、攻撃の部分を修正していきたいです。

確かにサイドで攻めることは期待したい。しかし、西のようにサイドをガンガン崩すことは最初から河村には望んでいないのである。それよりも攻守のバランスは今まで通り意識しながら、今よりももう少し積極的に攻撃に絡んでくれるといいんじゃないかと思う。ボールの動きを落ち着かせるという意味でのバランス取りには河村は長けていると思うし、時々見せる意表を突いた攻め上がりにも効果的なものはある。あとは相手の脅威になるようなプレイ(前線への正確なクロスとか)が所々に出てくると嬉しいのである。