栗本薫『ルードの恩讐』グイン・サーガ第99巻。

話はあまり進まなかったがなかなか盛り上がっていてよろしい。グインとイシュトヴァーンの間に修復不可能な亀裂が生じたと考えてよいのだろうか。これまで何度も喧嘩別れかなと思ったら違った、ということがあったので今回もまだ懐疑的。つっこみ処はこの世界にも進化論が存在しグインがその進化論を知っているというところ。それよりも驚いたのは、あとがきに(笑)がたったひとつしかなかったことだ。(爆)に到ってはゼロで縦書きの(^^;)もない。画期的である。
100巻まであと1巻。その100巻は4月に発売の予定。あとがきでは既に101巻まで書き終えたと書いてある。年内にはそこまで読めるかも知れない。