Jリーグ第6節、対アルビレックス新潟戦。

勝ったよ〜。よかったよ〜。決勝点は成岡が「密かに得意」と話していたヘッドで決めた。よくやった。FWはやはり前田を先発で使ってきたのだが、カレンとのコンビもまずまずだし、あの無駄に豊富な運動量による前線からのチェックが今日は非常に効果的だったと思う。主力が衰え、または怪我で離脱をしている中で、前田、太田、成岡、菊地、カレンと生え抜きの若手が活躍して手にした勝利の意味は大きい。このままあっさりと世代交代が促進するとは思っちゃいないが、多大な経験値が彼らのパラメータに割り振られた筈で、戦える選手としてまた一つ成長してくれたんではないかと期待が膨らむのである。今季のジュビロについて自分が自分に課した忍耐の内にはこの若手達の成長を待つという項目も含まれている。それはまたチームの指揮を執る監督が耐えなければならない事項でもある。開幕当初の前田トップ下・名波ボランチという布陣は早めに見切りを付け名波をトップ下に戻した山本監督だが、前田トップ・成岡トップ下・名波ボランチの布陣に手応えは感じただろうか。
心配なのは福西である。足首を捻挫したとのことで前半で菊地に交替した。来週水曜日にはACLグループリーグE第4戦、水原三星ブルーウィングスとの敵地での試合を控えるが、またも負傷者発生で遠征メンバーがどうなるのかも気になる処だ。もう絶対に負けられない試合であるとは言え、若手主体で臨まざるを得ないかも知れない。