と言う訳で、キリンカップサッカー2005に出場する日本代表組と、U-20日本代表合宿に参加する松井、森下、船谷、カレンと、怪我人を除いたメンバーは明日ベトナム遠征へと出発するのである。25日にプレイクでACL最終戦、対ホアン・アイン・ジャライ戦*1をこなした後、28日にハノイでベトナム選抜チームとの親善試合*2を行うという強行軍。飛行機での移動も多く苛酷なスケジュールだ。
この遠征に参加するメンバーは下記の16人。
- ゴールキーパー
- 佐藤洋平、八田直樹
- ディフェンダー
- 鈴木秀人、服部年宏、大井健太郎
- ミッドフィールダー
- 河村崇大、名波浩、藤田俊哉、森下仁志、太田吉彰、菊地直哉
- フォワード
- ホドリーゴ・グラウ、川口信男、崔龍洙、前田遼一、藤井貴
今朝の新聞によればDFには茶野の名前が入っていた。しかし上記の通り日本残留が決まってしまい、それでなくても登録ギリギリの17人で行かなければならなかったのにとうとう定員割れである。選手登録の関係で今年の新人選手では出場できない者もいるらしく、代わりの選手が帯同できるかは現時点では不明だ。大井が復帰したのは喜ばしいがそれでもDFは3人しかいない。いざとなれば菊地はDFとして使える。それにしたってMFだって6人しかいない。名波はおそらく一試合しか出ないだろうし、FW登録の川口信男を左サイドで使うにした処で、FWだって崔龍洙は怪我上がり、グラウは怪我の具合がよろしくない。どのポジションもギリギリの人数で2試合をこなさなければならないのである。厳しい。ある意味すごい緊張感だ。こうなったら君が頑張るしかないぞ、マシュー!
日本では考えられないことに選手自身がユニホームとスパイクを持って移動するんだってさ。現地の物流事情を考慮して最悪の事態をも想定するんだと。誠に大変な遠征である。これがいい経験になってくれればいいんだけどね。