そこに愛はあるのか?

前にも日記に書いたことがあるのだが、日刊スポーツのサッカー記事でジュビロ磐田に対する悪意ある記事を目にするとそこには必ずと言っていいほど盧載鎭の名前がある。日刊スポーツが浦和レッズのスポンサーになったことが関係しているのかそれとも個人的な好き嫌いなのかどういう経緯があるのか知らないが、偏向的な報道をしているという自分たちの行為を棚に上げて堂々と口当たりのいい正論をぶつ態度は厚かましいにも程があると言わざるを得ない。
ここには書かれていない情報だが、『週刊サッカーダイジェスト』には浦和の提示した違約金の額が名古屋のそれに比べてかなり低かったとあった。普通の交渉事ならこの時点で終わりなのだろうが、ジュビロ磐田はチームの功労者である藤田のことを思えばこそ、その希望に添ってそんな金額しか出さなかった浦和とまだ交渉しようとしているんではないのか。交渉が長期化する要因は浦和側にもあったと言うことである。藤田のことを思うなら、盧記者は浦和の対応をも批判すべきである。
「そこに愛はあるのか」。それは浦和に対しても問うべき質問だろう。藤田がどうしても必要ならば、札束でジュビロ磐田の横っ面を張り倒してでもオファーを完遂すればいい。中途半端な対応で、せっかくの代表戦士を悩ますことは、両クラブ、選手、日本代表、サポーターにとっても望ましくないですよ。