『週刊ブックレビュー』663号に新井素子さん出演。

前回の出演が昨年の7月だったから、年一回のローテーションが定着しているようだ。今回書評するのは有川浩の『空の中』である。とにかくいい話で、読んでいて居心地がいい、気持ちがいい、読後感がいい、とのこと。これは俺も同感である。他の出演者にも概ね好評であった。清水義範が”「ライト」でショックを受けた”と言ったのは悪い意味ではなさそうだが、こういうテーマをこの小説のような方法で処理することが清水にとって「軽い」ことに思えたようだ。感心すると同時にこれで本当にいいのかという疑念も浮かんだといった感じだろうか。
新井素子さんが他に紹介したのは次の二冊である。その内読んでみよう。