『クロスワードハウス』2005年7月号。

新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第14回。ご夫妻で熱中している囲碁の話。勝負に熱中するあまり嵌ってしまう困った事態について。「下手の考え休むに似たり」なんて言葉もあるけれど(失礼)、俺も将棋を指す時は長考してしまうタイプだったので、次の一手を納得が行くまで考えて打ちたいという気持ちはとてもよく判るのだった。そんな人たちをもうまくリードする囲碁教室の先生は、さすがにあしらい方がうまいと感心する。