森岡浩之『星界の紋章I 帝国の王女』。

ようやく森岡浩之の本にたどり着く。星界シリーズをまとめて図書館で借りてきた。思わぬ事態により図らずも星間帝国の貴族となってしまった主人公の少年が巻き込まれる冒険を描いたスペースオペラである。早速第一巻を読み終わった。作中に帝国で使用するアーヴ語という言語が登場する、という知識は前もってあったのだが、日本語にこと細かにルビが振られたそれらの言葉も予想に反して読みにくいということはなく、すらすら面白く読めたのであった。絶妙の引きで終わっており続きが気になる。すぐに第二巻に取りかかろう。