柴田よしき『観覧車』文庫版。

本屋で購入してきた。解説を新井素子さんが書いており、帯にはそのエッセイの一節を引いて、

「唯の気持ち。とても、切ない。」――新井素子氏、涙。。。

とやや大げさな表現で印刷されている。けっこう目立つ。
解説の中では男が付く嘘と女が付く嘘の違いについて考察されているのだが、こういう場面での男の嘘ってそういう傾向にあるのかね。たぶん旦那さんを見ていてそう思うに到ったのかなあ、と想像するんだけど。俺の恋愛経験値は限りなくゼロに近いので判断のしようがない。うーむ。
小説の感想については昔の日記に書いた(2003年06月19日 柴田よしき『観覧車』読了を参照)。日記には新井素子さんが『週刊ブックレビュー』で『観覧車』を紹介した回についての記事もある(2003年06月22日 週刊ブックレビューを参照)。昔の分をMTに入力したのは正解だったなあ。検索するのに便利でいい。
文庫の情報はまた素研に追加しよう。