栗本薫『火の山』グイン・サーガ第102巻。
読了。購入本。
スカールとグインが出会うことによって起こる”会”とは一体何だ。アルド・ナリスとスカールが同盟を結んだ時にも以後の展開を非常に期待したのに結局何も起こらなかったしなあ。どうなることやら。
それからイシュトヴァーンが元々の明快さを取り戻しかけているようで、これからはそういうキャラに変更されるようだ。「狂王」はもうおしまいなのか。あんまり狂王ぶりも発揮できていなかったような気がしてちと不満なのだが。どうなることやら。
この処は割と面白い展開が続くグイン・サーガさんなのだった。第103巻は来月刊行されるようだ。期待して待つ。
- 『火の山』グイン・サーガ第102巻,栗本薫,ハヤカワ文庫JA,540円+税,ISBN:4150307997