J1リーグ第17節、対東京ヴェルディ1969戦。

今日のヴェルディ戦をスタジアムで見たジュビロ磐田ファンは幸せである。心豊かであろうから。
ちくしょー、俺もあそこにいたかったぜー! 前田の華麗な一本のパスによってGKと一対一になった中山をハラハラしながら見つめるのはジュビロ磐田ファンの基本仕様だと思うのだが、それが見事に決まったことによって大量得点の予感が頭をよぎったのである。今日の攻撃陣は期待を裏切らなかった。前半に前田が2得点、後半途中で中山に変わったカレンが2得点、前田からこぼれたボールを綺麗に決めた太田が1得点と合計6得点の荒稼ぎ。できれば前田をフル出場させて前々節のようなハットトリックを見たかったなあ。交代した崔龍洙が決定的シーンを外していただけに。しかし崔龍洙も動きを見る限りでは調子を上げてきているようである。今のままだとFWの選択肢としては四番目なので、一層の奮起を求む。
守備陣もチーム新記録の4試合連続完封と踏ん張りを見せた。この安定感が頼もしい。しかし鈴木の様子が心配である。前半途中で腰の負傷が再発したらしく金珍圭と交代していた。痛みに顔を歪める鈴木の顔を見ると思わずこちらの顔も歪んでしまう。腰痛の辛さは他人事ではないのである。また長期離脱にならなければいいのだが。
今日は上位の鹿島とガンバ大阪がともに引き分けたため、勝ち点がまた少し縮まった。得失点差も一挙に貯金が増えたし*1、まだまだこれからですな。

*1:野球の横浜ベイスターズがまだ横浜大洋ホエールズだった頃、そのあまりの弱さと白星配給係ぶりに「横浜大洋銀行」と揶揄されていたことがある。この低金利時代になんともうれしい高利回りのヴェルディは差詰め「東京ヴェルディ銀行」ですかな。