C・S・ルイス『銀のいす』。

読了。『ナルニア国ものがたり』の第四巻である。こういう露骨に神の試練系の話は好きではない。人にやらせるくらいなら最初からお前がやれよと言いたくなる。思えば『サクラ大戦』もそういう話の輪郭が見えた時点でげんなりしたものだった。どうして神は人を試さずにはおれないのだろう? 人間が黙って従うことを当然だと思っているその態度が気に入らねぇ。なんか信用ならねぇという気がする。そんな訳で物語自体を楽しむ気分が少し萎えた。つまらないことはないんだけど。
次は第五巻『馬と少年』を読む。