栗本薫『ヤーンの朝』グイン・サーガ第103巻。

読了。購入本。表紙はヴァレリウスだろうか。陰気な感じはよく出ているけれどもちといい男すぎるような。90巻代後半から怒濤の展開が続いてきたがここらでちょっと一息、というような内容。性格が変わったグインは相変わらず奔放である。北の豹と南の鷹が出会った時に起こる筈の《会》はどうやら不発だったようだ。この先またそのチャンスが来るのかどうかは作者でさえ判らないに違いない。