『S-Fマガジン』2005年11月号。

書店にて購入。桜庭一樹インタビュウ「少女と箱庭と青い空」(インタビュアー:柏崎玲央奈/構成・文:前島賢)の中に新井素子さんの名前が登場する。P.72より。

――日本のSFでは、桜坂洋さん同様、神林長平さんのファンだとお聞きしていますが。
桜庭 そうですね。神林さんは大好きです。桜坂さんより私の方が愛していると思う! それから、もちろん新井素子さんは読んでいましたし、大原まり子さんもすごく好きです。当時は、『ハイブリッド・チャイルド』が好きだったんですが、大人になってからは、『吸血鬼エフェメラ』を数年ごとに読み返すようになりました。ゴシックっぽいテイストが好きだからかな。

新井素子さんに関して「読んでいて当然」というニュアンスが含まれている。『ハッピー・バースディ』文庫版の有川浩による解説もそうだったが、現在バリバリと小説を発表している人たちの新井素子体験を聞くのは面白い。