全国高校サッカー選手権静岡県予選決勝戦。
常葉学園橘高校と浜名高校の対戦となった県大会決勝は1-0で常葉橘の勝利。堅守を誇る浜名の一瞬の隙をついての得点は昨年の決勝では悔し涙を流した選手たちは、二回目の挑戦で全国大会初出場を果たした。試合後のインタビューでは、指揮を執った長澤和明監督の目に光るものが。就任2年目にして獲得した全国大会への切符に感慨無量の面持ちだった。
静岡県大会で初優勝校の誕生は1986年の東海大一*1以来19年ぶりらしい。更に中部の強豪四校(藤枝東、清水東、清水商、静岡学園)のいない決勝戦も随分久しぶりだとアナウンサーが言っていた。西部の雄を打ち破った新興勢力がこれから県内に君臨するのだろうか。まずはこの冬の選手権、全国の舞台で常葉橘がどのように戦うかを注目するのである。
*1:現東海大翔洋高校。この時は3年にアデミール・サントス(三渡洲アデミール)、2年に澤登正朗がおり、全国大会でも初出場初優勝の快挙を成し遂げた。)