年末だからという訳じゃないが。

部屋の片づけをしている。混沌の淵に沈みつつある空間に再度秩序を取り戻そうという試みである。作業はデフラグに似ている。関連の深いものやバラバラに棚に入っていたコミックス、自分がすぐに必要としている資料、などを探しやすいように意味づけを考えて配置し直すのである。体のみならず精神的にも疲れる。
作業中は、失くしたと思っていたものが見つかって喜んだりする半面、あると思っていた物が無くなっていてぶち凹んだりする。『宗像教授伝奇考』文庫版第6巻はどこに行ってしまったんだろうか。1998年と1999年の『S-Fマガジン』にもかなりの抜けがある。本が増えるのを嫌がる身内がいるので思わず疑心暗鬼を生じてしまったりする。
新井素子さんの名前が登場している本も何冊か発見したので、これらはいずれ新井素子研究会に情報を掲載する予定。