『S-Fマガジン』2006年3月号。

書店で購入。「SF BOOK SCOPE」のNONFICTION部門(P.129)で長山靖生小谷真理『星のカギ、魔法の小箱』を紹介していた。ブックガイドであるらしい。そう言えば小谷真理は読売新聞夕刊に書評を連載していた。もしかしてそれをまとめた本だろうかとネットで検索してみると推測通り。書評連載はタイトルを「小谷真理のファンタジー&SF玉手箱」といい、2005年3月23日夕刊掲載分で新井素子さんの『チグリスとユーフラテス』が紹介されていた*1。それが収録されているかもしれない。チェックが必要だ。

ざっと通し読みした処では新井素子さん関連の話題は無さそう。
夢枕獏『小角の城』は第二回。ますます話を拡げる登場人物出現。ひょっとするとこの人が主人公? まだ判らんなあ。こんなに長くなりそうな話なのに、毎回ほんのちょっとずつしか読めないのは意地が悪い。欲求不満がたまって仕方がない。
次号は創刊600号記念特大号ということで、また例の分厚い奴になる予感。値段が気になる。3,000円くらいするんじゃないか。「2006オールタイム・ベストSFアンケート」の結果が発表される予定だが、新井素子さん及びその作品の順位は果たして? 小説では『戦闘妖精・雪風』第3部が始まるそうだ。連載か読み切りかは判らないがいずれにしろ楽しみである。