栗本薫『ボルボロスの追跡』(グイン・サーガ第106巻)。

読了。書店にて購入。

いや、だからかさねていうとおり、俺はいま、ケイロニア王として動いているわけではない。個人、一介の傭兵グインとしてフロリーを助け、フロリーの子供を守り、おのれの義兄を守りたいと思っているだけだ。それゆえ、ただちにそれをもってケイロニアとのあいだに密約ができたと錯覚されては困る。

勇者グインの台詞である。何この靖国参拝。小賢しい。
ケイロニア軍のグイン捜索隊の動向が気になっているのだが、パロに着く前に邂逅することになるのかね。
あと、回し蹴りと後ろ回し蹴りの区別がつかないんだったら、最初から技の名前なんか書かない方がいいと思う。