『チグリスとユーフラテス』三題。

朝日新聞夕刊に掲載された大原まり子の『チグリスとユーフラテス』評を確認しようと図書館へ行った。彼女の公式サイトで確認した処によると、2000年1月7日に掲載されたらしい。その日の縮刷版を当たってみたが、書評どころか大原まり子が登場すらしていない。どこかで勘違いが生じたに違いないと信じることにして発売日より後の記事をチェックしたら、1999年3月8日夕刊に掲載されていた。信じてよかった。この世は信じる者しか救われないのである。信じるって何を?

自分を信じて――!!

by ゆかりちゃん。
せっかくなので『チグリスとユーフラテス』の日本SF大賞受賞を伝える記事のコピーもとった。記事は1999年12月4日(土)の朝刊で見つけた。満足である。帰りしなにそう言えば小谷真理の子供向けSFガイドブックがこの図書館にはあるだろうかと端末で検索すれば、なんとあったよ。『星のカギ、魔法の小箱』というタイトルのこの本は、読売新聞に連載された「小谷真理のファンタジー&SF玉手箱」をまとめたもので、その中で『チグリスとユーフラテス』も紹介されているのである。検索はしてみるものだ。速攻で借りた。この辺り、相変わらずその場の思いつきで行動している。計画性はまるでない。
新聞の情報は素研に掲載済み。『星のカギ、魔法の小箱』は読み終わったらページを作成することにする。