GAINAX+貞本義行『新世紀エヴァンゲリオン』第10巻「涙」。

読了。2年ぶりに刊行されたエヴァンゲリオン単行本である。店に大量に入荷したが今でもエヴァは売れるのだろうか。おたく系には弱い店ということもあり心配ではある。もちろん俺も買ったのである。レイの心理やリツコさんとゲンドウの関係などアニメでは描写されなかった部分が掘り下げられている処は相変わらず良い。アニメでは推測する楽しみが付随していたが漫画で同じことをしても意味がない。話の流れでは次巻は「最後のシ者」の回へと進むと思われる。アニメと違い既に登場している渚カヲルがシンジに対して強い関心を抱きその感情をもてあましていることからストーリーは少し違う展開になるのかも知れない。結末は同じだろうけれども。11巻が出るのはいつのことだろう。