『屋久島ブック '06』(別冊山と渓谷)。

新井素子さんの『緑幻想』と夢枕獏の『魔獣狩り外伝(聖母隠陀羅編)』を読んで以来、そこはかとなく屋久島に興味はあったのだが自分がそこへ行くというイメージはついぞ湧いたことがなかった。たまたまアウトドア関係の雑誌の品出しをしている時に見つけたこのムックは屋久島の観光&山歩きガイドである。屋久島がどんな処で、何を見ることができて、どんな準備が必要であるのか、いちいち書いてあって関心のある向きには非常に参考になると思われる。俺でも縄文杉を直接見ることができるんだなあという具体的なイメージを持つことができたのは何だかちょっと嬉しいのである。屋久島、行ってみたいなあ。