ナビスコ杯グループリーグ第2戦、対大宮アルディージャ戦。

変則日程で今日第2戦を行うのはジュビロ磐田大宮アルディージャのみ。にも関わらず放映権を持っているフジテレビ739の中継はなし。いけず。仕方がないのでネットの実況板に張り付いて経過を追った。
先制された時はまた嫌な予感が頭を掠めたが、今日の磐田はちょっと違った。菊地のアシストで太田が同点弾を決め前半の内に追いつくと、後半には復活の前田遼一ポストプレーから菊地のスルーパスを船谷が決めて逆転。結局これが決勝点となり磐田はホームで今季初勝利を飾ったのだった。キャプテン菊地の存在がとても頼もしい。前田も途中出場ながらポストプレーには目を見張るものがあったようだし*1、今季は先発の機会になかなか恵まれない太田も試合に出さえすればちゃんと活躍する。若手選手が自分たちの力でもぎ取った勝利である。
こういう時に限ってスタジアムに行けないのだ。現地は若手が活躍しての逆転劇にさぞ盛り上がったことだろう。勝ったのは嬉しいが見に行けなかったのは非常に悔しい。
もちろん先制されたのは頂けないし、大宮もメンバーを落としていたので手放しに喜ぶことはできない。しかし若手選手たちにとっては非常にいい経験となっただろうし、この試合から得た自信は揺るぎないものとなるだろう。見ているこちらも多少は明るい未来が見えてきた気がして控えめにワクワクしてくるのである。こういう試合をこそ次に繋げてもらいたい。

*1:前田は2000年のアジアユースで3-6-1の1トップを務め、大会MVPに輝いたことがある。今のシステムならカレンよりも更にフィットするのではないかと思われる。