栗本薫『流れゆく雲』グイン・サーガ第107巻。

読了。書店にて購入。イシュトヴァーンの留守中に新国家の土台作りに追われるゴーラ宰相カメロンと、内乱で荒廃した国家の立て直しに腐心するパロ女王リンダの、激務に追われる抑鬱的日常が描かれる。無理して働き過ぎるのは体によくないよと俺が言ってみる。
久しぶりにリンダの予言が出た。やはり「廃王」レムスくんはいずれまた王様に復帰するようだ。”中興の祖”という記述は実現するということだな。光の王子と闇の王子って何だ? 先のお楽しみである。どれくらい先なのかは例によって判らない。