決勝トーナメント進出は成るか。
GK川口能活の超絶的PK阻止も空しく、引き分けで勝ち点1を得たのみに終わったクロアチア戦であった。ジュビロ磐田ファンとしては福西の交代が激しく気に掛かる。怪我じゃなければいいのだが。
さて、これで決勝トーナメント進出がより厳しくなったのはもちろんである。まず日本代表がブラジル代表に勝つこと、つまり勝ち点が4となることが大前提となる。更にF組のもう一試合、クロアチア代表対オーストラリア代表の試合結果が……
- 引き分けの場合
- オーストラリア代表と勝ち点4で並ぶが、直接対戦で日本代表が負けているため日本代表の予選敗退が決定。
- オーストラリア代表勝利の場合
- 勝ち点で及ばず日本代表の予選敗退が決定。
- クロアチア代表勝利の場合
- 勝ち点4で並び、日本代表とクロアチア代表の直接対戦は引き分けなので、規定により総得失点差の多い方のチームが決勝トーナメント進出。得失点差が同じ場合は総得点が多い方。
となる。ここで考えられる日本代表に最も有利と思われるケースは、
- クロアチア代表が1-0もしくは2-1で勝利、かつ、日本代表が2点差をつけて勝利
ということになる。この時両者は総得失点差でも並ぶが、総得点で日本代表が上回るため、日本代表の決勝トーナメント進出が決定する。つまり日本はただ勝つだけでは駄目で、最低でも2-0で勝つことが必要となる。勝てるかどうかすら判らないブラジル相手にこの過酷な前提でもって挑むことになる。普通なら絶対無理だ。
畜生、上等じゃねーか。無謀だろうが何だろうが、戦う前から負けること考えていたって仕方がないし、それがどんなに儚い希望だろうと信じなければ奇跡というのは起こらないのだ。俺にできることは勝利を信じることのみ。ブラジルに勝って、もう一つの試合の結果を待つ。