『Cobalt』だった。

9月25日の日記の件(id:akapon:20060925#p1)。若手SF作家陣によるバンド「フラット・ヒップス」に新井素子さんも参加していた記事が掲載されたのは『Cobalt』1983年秋号だということが判明した。Yahoo!オークションに出品されていたのだが、まさにその写真が詳細ページに掲載されている。

そうそう、これですよこれ。あ〜そうか、『Cobalt』だったのか。やはり新井素子さんはタンバリンを持っておられる。記憶に間違いが無くてよかった。というか立ち読みしただけなのによく覚えてたな俺。
そうなのだ。俺はこの雑誌を持っていないのである。新井素子さんの短篇「山手線のあいちゃん」も掲載されており喉から手が出る程欲しい。欲しいのだが、今月は非常に物入りなのだ。2000円では高すぎて手が出ない。次の機会を待つことにする。
それにしてもこの号の何が凄いって、目次の右半分が全てSF作家の名前で埋まっていることである。雑誌名を伏せて作品タイトルと作家名だけを見せられたら「SFアドベンチャー?」と聞き返してしまいそうなラインナップ。これが少女小説誌の目次だってんだから驚きだ。そんな時代もあったのである。