『銀盤カレイドスコープ』の最終巻を読んだ。本を読めない処に無理して読んだためか、後半の盛り上がりの部分、五輪での惨敗から立ち直るキッカケを掴み最高の演技をする処まで、話の流れについて行けず、面白く読むことができなかった。俺の好きなスポーツ根性物語的な展開であり、1、2巻で登場した彼へのタズサの思いがさりげなく語られていたりと、申し分のない話だったと思う。調子がいい時であればきっと涙を流しながら読んだだろうに、出会い方が不幸だったとしか言いようがない。惜しいことをした。なんか悔しいなあ。
- 『銀盤カレイドスコープ』vol.8 コズミック・プログラム:Big time again!,海原零,集英社スーパーダッシュ文庫,629円+税,ISBN:4086303264
- 『銀盤カレイドスコープ』vol.9 シンデレラ・プログラム:Say it aint't so,海原零,集英社スーパーダッシュ文庫,648円+税,ISBN:4086303310