栗本薫『タイスの魔剣士』グイン・サーガ第111巻。

読了。自店にて購入。まだまだ続くタイス編。いよいよ深みにはまり込んだグイン一行がどのようにこの街から脱走するかが次巻の読みどころか。その前にグイン対ガンダルの世紀の一戦も行われるかも知れない。
格闘シーンは描写が甘く読んでいていちいち違和感があるものの、夢枕獏の小説を読んでいる訳ではないのであまりこだわらずにノリで読む。こちらの世界では鎌は手で持つ物であり鎖で引きよせた相手をかっ切るようにできてるんだけど、あちらの世界では振り回す鎖の先に鎌がついているんだと。下手したら自分で自分を切ってしまうよな。剣呑な武器だ。