連載エッセイ。

サルスベリがとまらない」(『週刊碁』)は第12回、いかに詰碁にはまっていたかが判るエピソード。次回への引きが気になる。果たして電話の内容は?
「今日もいい天気」(『クロスワードハウス』)は第33回。無意識にしていることをしないように我慢しろと言われても……というお話。関係ないが新井素子さんて甘いものが全く駄目なんだそうだ。なんとなく意外、と思うのは『ふたりのかつみ』でイソップのケーキの話が強く印象に残っているからだろうか*1
「おかしな食卓」(『暮しと健康』)は第9回。年を取って体の調子は悪くなる一方だが、それでもいいこともある、というお話。若い頃より物事に対する拘りが少なくなり気持ちに余裕が出て来た、と。率直に言ってうらやましい年の取り方である。俺が40も半ばを過ぎた頃にそういう風になっているだろうとは今の境遇からではとても想像できない。

*1:”ヨックモックのクッキー”というのを『ひでおと素子の愛の交換日記』で知った、というのも自分的に関係ありそう。