『クロスワードハウス』2007年3月号。

昨日発売の雑誌。買い忘れたので今日買った。新井素子さんの連載エッセイ「今日もいい天気」は第34回。新井素子さんの姪っ子さんは小学二年生なのか。うちの甥っ子と同級だ。今の小学二年は「飛び九九」なんてものを覚えるらしい。「飛び九九」というのは本文中の記述によると、

下から上へ行くだけじゃなく、上から下へ数える九九、そして……。
「さにちがさん、さざんがきゅう、さんごじゅうご……」
奇数だけの九九を唱えて、「さんくにじゅうひち」までいった処で、「さんぱにじゅうし」に戻る。

というものだそうだ。それを聞いて新井素子さんはそんな面倒くさい覚え方をする今の子供じゃなくて本当によかった、と感嘆している。
俺も普通の九九しか習っていないので試しにやってみたが、そんなに難しいものではなかった。上から下へ、も奇数から偶数へ、も苦にならずスラスラ言える。しかしなんで今の学校は九九にこんな手間を掛けるのか、という疑問は残る。ゲーム感覚で楽しく、という意図なのかね。