いつまで経っても駄目な私ね。

コミック売場で在庫チェックをしていた処、お客さんから『うちの三姉妹』という漫画がないかと訊かれた。聞いたことのない題名であり売場には置いていない商品だったので一応ネットで調べた後、うちの店には置いてないので注文になります、と伝えると、ならいいですとのお答え。お客さんが出て行かれた後しばらく経って、ふと閃いて文芸書のエッセイコーナーに行ってみた。するとちゃんと置いてありましたよ、三巻まとめて。その場で首括って死にたくなった。その閃きがどうしてすぐに出ねーかなー。自分の担当部署以外の書籍のことはまるで把握していないので、それは前からどうにかしないといけないなあと悩みつつ課題を克服するための行動を取れないまま時間だけが過ぎていく。奇しくも今月でちょうどバイトを初めて1周年なのであった。進歩がないのが悲しくなる。お客さん、すいません。店長、すいません。こんな俺が書店員ですいません。
一つのミスで簡単に海より深く落ち込むことができるのが現状である。また陰鬱な気分に襲われている。